第6話

父親視点


「魔物の大群が攻めて来ただと!!ど・・・ど言うことだ!」


「わ、わかりません!!」


「分かりませんではないだろう!!」


「・・・ひぃ、すいません。ですが、理由は本当に不明なままです」


「さっさと探して対策を整えろ」


「は、はい!」


クソ、クソ、最近はよくないことばかりだ。

無能な息子が消えたのはいいが、あの小娘が婚約破棄さえされなければ、今頃、ワシはもっと上の階級で贅沢に暮らしておったのに


この不幸ものあの小娘の呪いに違いない、見つけたら死より恐ろしい地獄を見せてやる。


ーーー

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