第3話

と言うことで、俺は学校に来た。


 みんな俺を崇めてる。


 なんか昨日までクラスメイトだった人が、主に女の子


 「・・・ぉお兄ちゃん」


「ひぃ!」


「言っておくけど、お兄ちゃんはモテるけど恋愛までにはいかない設定もしてあるから洗脳ハーレムとか出来ないよ!!」


「なっ、」


何と、残酷な設定を


 「お兄ちゃんには、私がいるからいいよね」


妹はジト目+低い声+遠回しの脅しのような状況でとても怖く見える。


 「はい!!妹が居れば他は何も入りません!!」


「流石お兄ちゃん!大好き!!」


態度を変えて抱きつく妹


ーーーーー


 そして、


「今日から転校生が来るぞ」


クラスメイト、主に男子は女の子が来るのに反応が薄い。これも洗脳のせいだろう。


 そして、妹が入ってきて、


 クラスメイトは苗字の違和感を一切持たず、ついでに婚約者と言う設定に違和感なく、受け入れた。


________

クラスメイト達の質問受けになった妹はすぐに洗脳して、周りを弾いてやって来た。


 「私たち、いつか結婚するんだ」


と発言して、みんなから「頑張れー」や、絶対に「幸せになれよ」と言ってくれる。まぁ洗脳されて居るだろうけど。


 「でも、妹よ俺たち結婚は出来ないぞ」


「出来るよ」


そして、洗脳ボタンを見せる。


 「確かに、でも子どもは出来ないぞ」


「もう、お兄ちゃんったらもうそこまで考えてるの」


「いや、やっぱり考えるだろう。」


「大丈夫、今どこかの研究者達が、遺伝子の危険なく、かつ安全に兄妹で産んでも大丈夫な研究をしてくれて居るから」


「一応聞くけど、それって」


「大丈夫、しっかり休憩はしてるし、休みも取ってる。ただ世界の金をその研究に注ぎ込んでるだけだから」


「・・・なるほどね」


 我が妹ながらとっても野心家である。


ーーーーーーーーーーー


 「と言うことでお兄ちゃん、明日は早速文化祭だよ!!」


「えっ、文化祭はとっくに」


「勿論!!」

テヘペロと言いながらボタンを見せる。


 「でね、明日のイベントなんだけど」


見ると、完璧に俺の妹のためだけの文化祭だった。


 「もはや学校かんけねぇ」


「良いんじゃん楽しいから」


「妹が幸せならいいか」


 

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