P.P.S.手紙を書き終えて
ここに書いたお話は、
僕の経験を心の中で醸成した「想い出」です。
最後に、この9年間、
僕はけっして後悔に暮れて過ごしていた訳ではないということを書き添えておきます。
僕には今、最愛の妻と三人の子供達がいます。
この先、僕の居場所は彼らと共に在るのでしょう。
そして彼らとの暮らしの中で、再びたくさんの試練が待っていることでしょう。
そこにも、探し求める永遠の愛は見つけられないのかもしれません。
しかし、僕はその未来を恐れたりはしません。
何度失意に胸を痛めても、時が流れ、
僕の周りの人が虚ろいかわっていったとしても
彼女から受け継がれた僕の心は・・・
僕の人を想う気持ちは、これからもけっして変わることはないからです。
あの頃のまま、ずっと・・・
読まれることのない手紙 harumaki @yuichikmgt
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
うちのオカメさん/幸まる
★120 エッセイ・ノンフィクション 連載中 92話
額を育てる男/越後屋鮭弁
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 1話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます