スタート!の前に...
一ノ瀬 夜月
テスト開始前、何を思う?
"学校のテスト"それは、生徒全員に平等に課され、学力の優劣が目に見える形で分かってしまうものである。
今回は、三年一学期期末試験に挑む、二名の生徒の心境をのぞいてみよう。
✴︎✴︎✴︎
G君の場合
このテストは、一学期の成績に大いに影響する。結果が良ければ、指定校推薦を取れる確率が上がる。
だから、十日前からテスト勉強を開始した!授業プリントや教科書を読み込み、苦手な問題も理解出来るまで取り組んだ。
更に体調面にも気を遣い、早寝早起きやバランスの良い食事を心がけた。お陰で体調も良いし、テストを受ける準備は万全だ!
後は...開始の合図を待つのみ。
✴︎✴︎✴︎
B君の場合
あ〜ヤバい。テスト当日までに、ほとんど勉強をしていないぞ。もちろん、テスト範囲を一周なんて出来ていないし、提出課題も答えを写しただけ。
でも、赤点は回避したいから、昨日の夜に一夜漬けをしたな。教科書の太字の部分をマーカーペンで引いて、シートで隠して答えるやつ。
まぁ、一時間位で飽きて、途中から実況動画を見ていた気がするが。とりあえず、十分だけ真面目に解いて、後の時間は寝ようかな〜。
✴︎✴︎✴︎
問題用紙と回答用紙は行き渡っているな。開始時刻まであと... 3・2・1。
「テスト
〜あとがき〜
"テスト勉強にきちんと取り組んだ人"と"そうでない人"の心情を描いてみました。皆様は、どちら側でしたか?
私はG君寄りではありましたが、彼ほど準備万端という訳では無かったですね。体調を崩していたりしたので...
※気軽に評価して頂けると幸いです。
スタート!の前に... 一ノ瀬 夜月 @itinose-yozuki
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます