1から鍛えて父さんみたいな英雄に
ぽよぽよ
第1話 入学
この国は絶対王政である。
僕はライ・ノボスチャン。ノボスチャン家の養子だ。
「ライ、早く朝ごはん食べて、兵士学校に行きなさい! 今日は入学式でしょ」
兵士学校は、この国「レアリウ王国」と敵国「ドルエイン帝国」との戦場で使われる兵士を訓練する学校で、魔術や基本的な体術、補給物資の受け取り方や敵国の捕虜の拷問の仕方などの戦争で使う事を訓練する学校だ。
僕は今年で15歳。兵士学校は15歳から入学する義務があるので、嫌でも兵士学校に行かなければならないのだ。
女性も魔術を使えるので、兵士学校に行かなければならなく、拒否権はない。
「ライ、立派な兵士となって帰ってるのよ」
「そうだぞ、
父さんみたいな兵士となってくるんだぞ」
僕の父さんは元兵士で、第3次魔剣大戦で数々の戦績を残したこの国のいわば英雄だ。
魔剣大戦で、レアリウ王国は父さんとその部隊の仲間たちで敵国の大将を倒したらしい。
そのおかげで、レアリウ王国は戦勝国となった。
僕も倒産みたいな英雄になりたくて
兵士学校で頑張るんだ。
「それじゃあ、いってきま~す」
「「いってらっしゃい」」
僕は、英雄へなるための第一歩を踏み出した。
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