第6話 振り返ればあのとき、どうか安らかにあれ
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前回は異世界ものの話をしたね。
あの作品について、細かいことを気にせずやっていたこともあってか、設定関係でどのように説明しようか悩んだ。
それならば別口で設定資料集的なものを書き、エピソード毎に解説を加えたり、作中で出てくる用語、ネタ元を纏めてみるか!
そうして始まった、『振り返ればあのとき まおよめ編』と言ったものを書いてみたこともあった。
チート魔王とチート嫁だから、とりあえず『まおよめ』って訳だ。
……既に過去形であることからお察しの通り、こちらは既に眠りについたばかりか、削除済みである。
何故か?
答えは単純、変更や手直しをし過ぎて全く追い付かなくなって意味をなさなくなったからである。
ああ、私は基本的に映画ネタを交えたり、細かい小ネタを仕込みがちでね、正直把握しきれていないばかりか、更に変更や手直しを躊躇なく行ったんだ。
別口にした方が、本編の邪魔にならないという目論みは、脆くも崩れさって却って邪魔になってしまったのさ。
これは個人の好みの問題だろうが、攻略本、設定資料集的なものは、それはそれで単品で読みたいというニーズではあるものの、完結していない作品で始めたら……そりゃあ成立しないわけだ。
もちろん、エピソードの一部に設定資料集的なものを挟まれたことをどう思うかはともかく……こんなの書いているぐらいなら、早く本編を進めた方がよいと判断した訳だ。
結果として、必要に応じて簡単なキャラクター紹介をすればいい、その案配に至るまでの過渡期だったと思えば、また一つ失敗から学べたと考えれば悪くないだろう。
ちょっと時系列が前後しすぎな本編の補助として考えてものの、まさか本編までをも眠らせてしまうことになるとは、この時は知る由もなかったけどね? HAHAHA!───。
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