11「大丈夫にするために」


「ああ、俺だよ。1人逃げ帰った……未熟者は俺なんだよ。今まで言えなくてすまなかった」

「――っ!!」


 エドリックさんのまさかの告白に、エルナが口に手を当て声にならない声を出す。

 その様子に、エドリックさんは辛そうに目を逸らした。


 旧王都でエルナのお父さんを護衛していた4人の冒険者。唯一生還で来た冒険者が、まさかエドリックさんだったとは……。


 ケインズさんがエドリックさんの肩に手を置き、僕らの方を向く。


「僕から補足させてもらうよ。エドがこれまで黙っていたのは、フィンリッドさんに口止めされていたからなんだ。動揺させてないようにってね」

「いいや、違う。それを理由に、言い出せずに逃げていた。本当に、すまない」


 エドリックさんはケインズさんのフォローを否定して、もう一度頭を下げた。

 だけどエルナは――チラリと目を向けると、やはり困った顔をしている。


「そんな……。わたし、ずっと思ってました。生還した人を恨んだりしないのにって。むしろ生還者がいて良かったって思ってたくらいで。

 ……それより、旧王都に探しに行けない自分が許せなくて、悔しかった。つまりその……自分のことでいっぱいいっぱいだったんですよね。あはは……」


 そう言って無理に笑うエルナに、思わず目を逸らしてしまう。

 でもすぐに、前を向かないとダメだと思い直した。僕はそっとエルナの背中を支えて、エドリックさんに問いかけた。


「エドリックさん。こうして名乗り出たってことは、エルナに当時のことを話すつもりなんですよね?」

「――ああ、そうだ」

「どうして、今……?」

「関係あるからだよ。あの剣王の亡霊がな」

「えっ……? あいつが……!?」


 エルナのお父さんの行方不明に、剣王の亡霊が関係している?

 僕が驚くと同時に、ガタッと音を立ててエルナが立ち上がった。


「ど、どういうことですかエドリックさん! それは! 詳しく! 教えて!!」


 バン、バン、バン! とテーブルを叩いてエドリックさんに迫る。さっきとは違いものすごく興奮している。


「お、落ち着けエルナちゃん。ちゃんと話すから大声だすな。ほら座って。周りに聞かれるとマズイんだよ」

「あっ……そうなんですか? そっか、フィンリッドさんに……。すみません。でも早く教えてっ!」


 言われた通り座りなおすも、飛び掛からんばかりに身を乗り出すエルナ。

 ……興奮するのも無理ないか。初めて聞くお父さんの手掛かりなんだから。


「わかったって。なんか話すの心配になってきたな……。ま、もう遅いな。

 2人とも、2年前に行われた剣王の亡霊殲滅作戦は知っているか?」

「僕はさっきフィンリッドさんから聞きました」

「え、そうなの? わたし噂くらいにしか聞いたことないよ」

「まぁ簡単に言えば、旧王都に4体いた剣王の亡霊を同時に倒すって作戦でな。それ自体は上手くいったんだ」


 フィンリッドさんもそう言っていた。そしてしばらくは復活しなかったと。その期間は――。


「剣王の亡霊がいなくなった隙に、旧王都の調査が頻繁に行われた。エルナちゃんのお父さんも、だから許可が下りたんだろうな。で……俺たちが護衛を引き受けることになったんだ。それが今から一年半前、殲滅から半年後のことだ」

「殲滅作戦の、半年後……あ」


 気付いてしまい、僕はつい声を漏らしてしまった。

 だけどエルナは首を傾げている。――知らないのだ。お父さんが行方不明になった以外に、もう一つ事件があったことを。


「その護衛依頼の最中に、俺たちは遭遇してしまったんだ。――剣王の亡霊、その本体と思わしき魔物にな」


 剣王の亡霊本体。その話も、さっき聞いたばかりだ。明日の作戦はその本体を倒すためのものだと。

 だけどまさか、本体の遭遇とお父さんたちの行方不明、この2つが同じ話だったなんて。フィンリッドさん、教えてくれなかったぞ……。

 隣のエルナも当然知らなかったようで驚いている。


「剣王の、ほ、本体? それって噂話じゃないの? ……でも、じゃあ、お父さんはそいつに!?」

「いや、違う。俺たちはすぐに逃げた。護衛対象がいるのに未知の魔物と戦うなんてことはしない。明らかにやばい魔物だったしな。安全を優先した」


 それはそうだろう。目的は討伐ではなかったのだから。


「しかし逃げ出した直後のことだ。そいつと俺たちの間に闇が溢れ出したんだよ」

「闇……」

「まず、エルナちゃんのお父さんが闇に捕まって動けなくなってしまった。それを救うためにセドさんが――パーティのリーダーだった冒険者な。彼が救出を試みたが、同じように捕らわれてしまった。さらに、残りの冒険者たちも……。俺も助けに行こうとしたけど、セドさんに止められた。逃げて、このことを報告しろってな。それも大事な役目だって……っ!」


 エドリックさんがジョッキを口に当て、さっき飲み干したことを思い出してテーブルに置く。代わりにいつの間にか用意されていたコップの水を飲む。ケインズさんが持ってきたらしい。

 そのセドという冒険者の判断は正しいと思う。でもエドリックさんは悔しかっただろう。


「エルナちゃん。君のお父さんの行方不明には剣王の亡霊が――いや正直あの闇があいつの力なのかわからないが――少なくとも、無関係ではないはずだ。それを話しておくべきだと思ったんだ」

「ま、待って! ちょっと、混乱してる!」


 エルナはテーブルに突っ伏して手を上げ、うぅぅ……と唸っている。

 無理もない。こんな話をいきなりされて、混乱するなというのが無理だろう。僕だって情報過多でずっと困惑している。


「まだ……まだ混乱してて、整理できないけど……。お父さんが行方不明になったのは、剣王の亡霊のせいかもしれなくて、だから……あ……あぁ! そっか! 明日、剣王の亡霊殲滅作戦が成功して、本体っていうのが出てきたら――その時と同じことが起こるかもしれない?」


 僕もハッとなる。同じこと、つまりエルナのお父さんたちを捕らえた闇が再び現れるかもしれないということだ。

 殲滅後すぐに本体が現れるとは限らない。前回は半年かかっている。いつ現れるかなんてわからないが、それでも――。


 ……いや、そうじゃない。そういう話じゃないんだ。

 例えばもしすぐに本体が出てきて、それを倒したとしたら。

 お父さんたちを捕えたという闇が、手掛かりがなくなる。捜索が不可能になるかもしれないんだ。


 もちろんさっきエドリックさんが言ったように、闇が剣王の亡霊の力なのかわかっていない。倒したから手掛かりが無くなるとは限らない。


 でも、そうなる可能性もあるのだ。

 エドリックさんがこの話をすることにした理由、その本命はこれだ。


「エルナ……」


 見ると、エルナも同じことに気付いたようで、顔を青くしていた。

 僕らが愕然としていると、再びケインズさんが真剣な目を向けてくる。


「ラック君。エルナちゃん。今の話だけど、実はさっき改めて口止めされたんだ」

「そうなんですか…………え?」


 ケインズさん、さらっととんでもないことを言い出したぞ。


「こんな話をしたら2人とも作戦に参加したくなるだろうから、絶対に言わないようにって」

「言っちゃってるじゃないですか! その通りですよ、僕は作戦に参加したくなりましたよ!」


 他の依頼なんて受けてる場合じゃない。危険だとわかっていても、作戦に参加して手掛かりを探したい。

 そしてそんな気持ちは、僕よりもエルナの方が大きいはずだ。案の定僕の肩を掴んでガクガク揺らし始める。


「わたしも! ね、ラック、ラック! なにか方法ない? 旧王都に潜り込む方法! 考えて、どんな方法でもわたしやるから! ねぇ! ほら早く!」

「ちょ、エルナ……!」

「落ち着いて、2人とも」


 ケインズさんの声に一旦エルナの手が止まるが、やはり落ち着かないのかゆらゆら揺らし続ける。

 これでは僕が落ち着かない、落ち着かないが……少し冷静になれた。


 今の話を聞いて、僕も興奮してしまったけど。

 ――旧王都にエルナを連れて行く?

 だめだ、そんなの。いや、彼女の気持ちを思えば、しかし……。


 あぁ僕の頭の中が、ぐちゃぐちゃになっていく。


「あれケインズさん? どうしたんですか?」

「おい、ケインズ?」


 エルナとエドリックさんの声にハッとして顔を上げると――何故かケインズさんが項垂れていた。

 そしてそのまま呟くように話し出す。


「……知っていると、思うけど……行方不明になったのはエルナちゃんのお父さんだけじゃない。アリア・フィールドさん、フィンリー・スカーレインさん、セド・ホークリッジさん……。3人の冒険者も行方不明なんだ。彼らも、僕の担当でね。すごく強くてとてもお世話なった人たちで……」

「ケインズさん……?」

「フィンリーさんはヴァネッサさんの師匠で、セドさんはエドの師匠でもあって……」

「いや師匠って、俺は……呼んだことはないが、まぁそんな感じだったか」


 なるほど、当時のエースであり、現在のエースの師匠。そしてケインズさんにとっても思い入れのある人たちなんだ。


「なにが言いたいかと言うとね。僕もエルナちゃんの気持ち、わかるつもりなんだ。このまま……行方不明のまま、終わらせたくない。本当なら自分で調べたい! だから――」

「お、おい? ケインズ?」

「だから……!」


 そこまで話して、ケインズさんはついにテーブルに突っ伏してしまった。


「だめだ! やっぱり、君たちを危険な目に合わせられないよ……!」

「えぇぇぇぇ? ケインズさん、ほんとにどうしちゃったの!?」

「ケインズさん……まさか……」


 ケインズさんの様子にあたふたと困惑するエルナ。

 だけど、僕はなんとなくわかってしまった。


 彼は僕とエルナを旧王都へ、討伐作戦に参加させようとしている。

 どうやるのかわかないけど、その手段と考えがあるんだ。


 しかしエルナが旧王都に行けば、間違いなく剣王の亡霊が現れる。最悪の場合、やられて死ぬかもしれない。それがわかっているから、例え手段があっても気安く提案できない。それでこうなった。


 ……僕も同じことで悩んでいるから、なにも言うことができない。

 すると、


「ったくお前は……」


 食堂の入口からそんな声が聞こえ、驚いて振り返る。


「真面目過ぎんだろ。いつも言ってるだろ? もっと思った通りにやれって」


 そこにいたのは、職員のハンドさんだった。

 彼は食堂に入りこっちに向かってくる。


「ハ、ハンドさん!? いや、違うんです今の話は!」


 それを見て慌てて立ち上がるケインズさん。そうだ、ハンドさんはケインズさんの上司。今の会話を聞かれていたのならマズイ。

 そう思った時には、エドリックさんも立ち上がっていた。


「おおっと、そうなんだよハンドさん。俺が酔っぱらってこいつらに愚痴っちまってさ」


 エドリックさんが誤魔化そうとしたが、ハンドさんは呆れた顔でため息をつく。


「はいはい。フィンリッドさんたちに言ったりしねぇって。つーかケインズ、お前さぁ。あそこまで話しておいてそれはダサすぎだろ?」

「うぅ、お見通しですか……。でも、この2人を危険な場所に送り込むのは」

「お前のことだ、お前のとこのエースを総動員してなんとかするつもりなんだろ? だったらもっと信じてやれよ。お前が受け持ってる冒険者たちのことをな」

「それは――! で、でも!」


 ハッとするケインズさん。しかしまだ躊躇している。

 そんな彼に、ハンドさんが近寄って背中をバシンと叩いた。


「いざとなったら俺が指示したって言えばいい。責任くらい取ってやる」

「なっ、それはさすがにできませんよ!」

「はぁ? じゃあいいや。言ってやる。やれ、ケインズ。これは上司命令だ。いいな?」

「っ――ハンドさん……」


 顔を上げたケインズさんは、強く目を瞑り、自分の両頬を強く叩く。


「わかりました。了解です」

「よし。じゃあ俺はやることができた。事務所行ってくるから、あとはしっかりやれよ」

「はい! ……ありがとうございます」


 ケインズさんが頭を下げると、ハンドさんは手を振って食堂を出て行った。


 2人のやり取りに僕は感心していた。ちょっとだけハンドさんの印象が変わったかもしれない。


「さすがハンドさんだな。ま、ケインズ。そういうことだから俺たちに任せろよ」

「エド……ああ、そうだね」


 ようやく話がまとまった様子のところに、今度はずずずいっとエルナが身を乗り出していった。


「あ、あのケインズさん! 今の話って、もしかして。わたしたち、旧王都に行けるんですか?」


 さすがのエルナも気付いたらしい。期待と気迫が混ざったまなざしだ。


「カッコ悪いところ見せちゃったね。ただ、やはり危険だからね……」

「おいおいケインズ、まだそんなことを」

「いやそういうわけじゃなくて――」

「あ、待ってください! 違うんです、ちょっと思ったことがあって」


 エルナはそう言って2人を制止する。

 ……思ったことって、なにを言うつもりだろう?


「あの、さっきリフルさんたちから、明日の作戦について簡単に聞きました。色んなギルドから強い人が集まるんですよね?」

「だな。もちろんうちのエースもだ。ギルド長も参加するはずだぜ」


 それは本当だ。さっき本人の前でフィンリッドさんがそう言っていたし。


「それで……おふたりが知ってるかわからないんですけど、たぶんわたし剣王の亡霊に狙われているんですよ」

「ん、ああ……」


 この反応、知っているようだ。改めて口止めされた時に聞かされたのだろう。

 ……あれ、でもそれっていつだ?

 僕はさっきまでフィンリッドさんと話していた。その時の報告を聞いていない限りは知りようがないはず。


(つまり、聞いていたってことだ。おそらくギルド長の部屋に、ケインズさんがいたんだろう)


 そしてエルナが目を覚ました報せのあと僕らと入れ違いで部屋を出て行き、ここでエドリックさんと報告を共有、口止めされた話をする、と。

 これで筋は通るし、それしかないと思うけど――。


(なんかちょっと仕組まれてる感があるなぁ……) 


 まぁいい。今はエルナの話だ。

 エルナはどうしてケインズさんたちに知っているかの確認をしたんだろう。


「つまりですよ。だったら、わたし旧王都にいた方が安全じゃないですか?」


 その言葉に、エドリックさんとケインズさん、僕もぽかんとする。


「は? エルナちゃんなにを言って――――いや……」

「そうか……剣王の亡霊は、もうどこに現れるかわからない。猛者が集まる旧王都の方が、逆に都合がいい」


 あぁ――僕もやっと、エルナの言いたいことがわかった。

 そうだ。なんでこんな簡単なことに気付かなかったんだ。

 なんでまだこの場所が安全だと思っていたんだ。

 剣王の亡霊に結界は無意味。目の前でそれを見たというのに!


 ケインズさんも天を仰ぎ、すぐに前に向き直って真剣な顔を見せる。


「よし――わかった。明日、君たちを旧王都に潜り込ませる。その方法を今から説明しよう」


「ほんとですか!? やったっ!」


 エルナが飛び上がった。あんまり騒いで誰かに聞かれたらマズイけど、喜ぶ気持ちはわかる。なによりこれはエルナのお手柄だ、水を差すのはやめよう。


「それで、ケインズさん。どんな手を使うんですか?」

「急に決まった作戦だからね。申請書類は間に合わなくてもいいと言われているんだ。つまり、細工する隙がある」

「――!! なるほど……いや、いいんですか? それ」

「ダメに決まってるよ。ま、でもそうでもしないと君たちが作戦に参加するのは無理だからね。まぁ後のことは後のことだよ。その代わり、絶対に無事に帰ってくると約束するんだ。いいね?」

「ケインズさん……わかりました!」


 ハンドさんの後押しがあったけど、ケインズさんはその前からこれを考えていたのだ。見かけによらず大胆な人かもしれない。


「エド、もちろん君の協力も当てにしてるよ」

「わかってるって。レナとドレイクにも声かけるとして、イシュトはどうすんだ? あいつ生真面目だからなぁ」

「イシュトバーンさんには僕から話すよ。きっと協力してくれる。ヴァネッサさんが遠征中なのは残念だけど。……そうだ、ケンツ君も一緒がいいよね? さすがにゴルタ君は無理だけど、ケンツ君はなんとかしよう。セトリアさんも途中で本部を抜けられるようにして――」


 ――唐突に始まる作戦会議。やると決まった瞬間に動き出す感じは好きだな。


 僕はケンツを呼びに行き、エドリックさんもレナさんたちを呼び出した。するとしばらくしてセトリアさんも駆け込んで来る。どうやらリフルさんから逃げて来たらしい。お酒を飲んで号泣し始めて手が付けられなくなったそうだ。それを聞いてケインズさんが動揺していたけど、作戦会議を続けてくれた。

 ……こんなところで大人数で会議してフィンリッドさんにバレないか心配だけど。


 途中、僕とエルナは席を外し、忘れていた夕食を取る。やはりキッチンの奥に用意してあって、エルナが温めてくれた。

 さすがにお腹がすいた。というか食欲が湧いてきたのだ。それはエルナも同じようで、黙々と食べている。

 だけどふと目が合い、エルナがぽつりと言葉を零す。


「ねぇラック。本当に大丈夫かな? わたしが行って……」


 それを聞いて、僕はドキリとした。

 冷静に考えれば――どこにいても危険は変わらないとはいえ、わざわざ剣王の亡霊の懐に入り込む必要はない。遠くに避難したっていいのだから。

 なにより彼女の魔力、そして呪い。わかっていないことが多すぎる。不安要素だらけだ。


 でも――エルナの願いを叶えたい。

 お父さんが行方不明になったその場所へ、手掛かりが消えてしまう前に彼女を連れて行ってあげたい。

 だから僕は、エルナの目を見て力強くこう言うのだ。


「大丈夫。僕たちは冒険者だ。大丈夫にするためにいるんだ」

「……うん。ありがと、ラック」


 嬉しそうにはにかんで、食事を再開するエルナ。


 そんな彼女を見て、僕の胸の奥にも熱い炎が灯る。

 剣王の亡霊、その本体が魔王と同じレベルの強さならば。


 倒せ。そして自分の願いも、叶えろ――。



「……そうだ、エルナ。僕はまだ答えてなかったね」

「うん? なにを?」

「どうして冒険者になったのか、だよ」

「あっ、そういえば」

「故郷への仕送り、冒険者への憧れ。それも本当なんだけど――僕には誰にも話していない、秘密の理由があるんだ。それを教えるよ」

「えぇ!? い、いいの? や、正直に話してって約束したけどさ」

「いいんだ、聞いて欲しい。……僕は」


 この願いを。エルナには隠さずに話しておきたい。

 僕は彼女にだけ聞こえるように顔を近付け、


「魔王を倒すために、冒険者になったんだ」


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