抱いた思いを形に残すための詩集

なぎ

祭りの後


年末年始、慌ただしく進み落ち着く正月。

懐かしい顔ぶれを前に心躍らせ、

日常という平凡な毎日へと帰っていく。


毎日が正月ならば、

毎日が特別で、

毎日がゆったりとしたならば、

人々はどれほど心豊かに過ごせるだろうか。


なぜ人は、こうも毎日

慌ただしく過ごさねばならぬか


なぜ、大切な人と会える時を特別とし

我慢の毎日を過ごすのだろうか。


なぜ、人はご褒美を少なく

努力を当たり前にするのだろうか。


なぜ、それを良しとするのだろうか。


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