眠る踊り子に朝日を。

日向 灯流

プロローグ "開演"

日中からは想像できない涼しい風が突き抜ける。


もう慣れてしまった自分。でも慣れたくない自分。


そういう葛藤をどこかに流すために、僕はいつも病室ここに足を運んでいるのだろうか。


それとも、義務だろうか。


誰も教えてはくれない。


誰も知らないから。

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眠る踊り子に朝日を。 日向 灯流 @HinataTomoru

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