第8話

教室に入る。


「・・・」


まぁ、


「私、アンタこと誤解してみたい。見直したわ」


夏さんが俺に話しかけてくる。


「何に??」


「・・・え、それは例の事件のこと?」


「何の?」


事件3つあるから、痴漢と穴開けと、妹へのセクハラ


おそらくもっと嫌な目で色んな人を見てるくらい噂にはなっているだろう。


「・・・痴漢事件・・・こと」


「・・・見下したままでいいよ」


「・・・えいや、それは流石に。」


「いいって。クラスのみんなにもついでに言うけど、見下したままでいいから。無理に話しかけなでいいからね。」


「いやいや、何カッコつけるのよ?一人でいるとかボッチがかっこいいと思ってるの?」


「違う、もう君たちとは関わりたくないんだよ。」


「・・・っ」


「君たちが責めてくるのもわかる。証明も出来ないし。」


「・・・そ、そうよ!だからお互いに無かったことに」


「には、出来ない。」


「・・・っ」


「夏さん、君はちゃんと罪悪感を感じて謝ろう??としてたか分からないけど、もう信頼がないことがわかった。だから・・・一人にしてくれ」


「・・・ゆ、ゆう」


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