主食

「こちらのお部屋では『主食』を選んでいただきます」

「主食も二種類で、一つは決まっております」

「主菜と同じように、もう一つを選んでいただきます」

「まずはサウナルームに入って、全身から汗を流していただきます」

「流れ出る汗で体の芯から老廃物を排出し、身体を綺麗にする効果があります」

「その後に、このベッドで全身マッサージをいたします」

「特製の香料の入ったオイルを体全体に塗り込みます」

「香料には心身をリラックスする効果がございます」

「マッサージには、わたくし達のどちらをお選びになりますか?」

 良良と好好の二人はキャミソール姿になっていた。


「じゃぁ、好好さんで」

「かしこまりました、サウナルームの中で主食を選んでください」

 良良が防水仕様のメニューを渡す。

 また裸になり、サウナルームに入る。

 では、汗を流しながら選ぶとするか!


 ―――― 本日の主食その1 ――――

 ケルベロスの焼き飯

 メデューサの髪の毛麺

 サイクロプスの目玉焼き

 くだんのステーキ

 九尾の狐饂飩


 ―――― 本日の主食その2 ――――

 ◎◆△★の※✕


 やっぱりその2は何が書いているのか読めない。

 えーい、ままよ! 『九尾の狐饂飩』だ!

「決まりました! 『九尾の狐饂飩』でお願いします!」

「かしこまりました、ではサウナルームを出てそのままベッドにうつ伏せに寝て下さい」

 好好の言われた通りにする。

 好好は手際よくタオルで体を拭きあげると、体の上に乗りオイルマッサージを始める。

 ヌルヌルとしたオイルの感触と背中から感じる好好の柔らかく弾力のある尻肉の圧力で、またになった。

「上向きになってください」

 好好の言うままに上を向く。は天を突いていた。

「まぁ!」

 好好はを見て淫靡な笑いを浮かべる。

 好好は体の端から中へオイルを塗りこめていくと、を口の中に銜えこんだ。そして自身の股間を顔の前に突き出してきた。

 好好のキャミソールの下は何も履いて無く、薄い若草の茂みと湿った谷間が目の前にあった。

 顔を近づけ舌で谷間を嘗め回す。好好はからまで舌を使って刺激する。

 ついに我慢できずにしてしまった。


「ふふふ、沢山出ましたねぇ」

「まだ次もありますよ、お楽しみに……」

 好好は口の中のを見せながら言った。

「それでは、失礼します」

 好好はを含んだまま退出した。

「いかがでしたか?」

 バスローブ姿の良良が後ろから声をかけてきた。

「ええ、とても良かったです」

「ありがとうございます。 それでは、次のお部屋へ……」

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