第10話
「痛い!!」
姫に跡が残るほどの衝撃が走る。
「お前が悪いんだ!!お前が!!」
「そんな、匂いくらい誰だって、直せることなんですよ!!」
「・・・っ!!」
ヒロは怒りが増す。
「・・・優・・・あの人だって臭くかったことはありましたけど治していました!!」
「・・・それは、直せる人間だったからだ!!」
ヒロは逆鱗に触れて完全に我を失っている。
________
姫視点
早く、早く、誰かこの戯けを捕まえて!!
誰か助けてよ!!
だかこの部屋には既に姫とヒロだけである。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます