第5話

あれから、俺は暴力を振るわれる毎日が続いた。


俺はずっとここ最近、考えていた。


脱出しよう。


このまま居たら殺される。


そして、ゆうは一つのことに気付いた。


俺に冤罪をかけた犯人は、新しく来る男の可能性がある。


理由は2つ


タイミングが良過ぎるのと、この国だけで姫様とする掟があるのは


「あの、お姉さん」


「なんだ、ゴミくず」


「俺、ずっと・・・本当はお姉さんのことずっとその」


「ごくっ、私がそんな誘惑に掛かるわけがないだろう。」


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