#1-7

高校を卒業して居場所を失い喪失感だけが付きまとう。

たくさん迷惑をかけたけれど嫌な顔せず私と関わってくれたこと、居場所を作ってくれたこととても感謝してる。


けれど、人の温かさ・優しさなんて知らなければよかったと後にすごく後悔する。


居場所がなくなって居場所を探し求めた。

高校のようにはうまくいかず元通りに戻った。

当たり前だ。私に合わせてくれてたんだから。

何を期待したのか....夢見すぎである


まず、妥協で航空系の専門学校行ったことがそもそも間違いだったと思う。

心理学の本を集めるくらい心理学に興味があったから大学にいこうとも考えた。

けど、アニメ・声優系に行きたいと強く思っていたからそっちの方向に進むつもりだった。

大学は私の力ではとても苦しく赤本を見ただけで頭がパンパンになってしまった。

あっ、まずい。倒れるかもしれない。そう感じた。

赤本見ただけ何言ってんだと思うかもしれないが、頭を使うことに本当に向いていない。

大学は悔しいけど行けず、専門学校を選んだ。

心理学の本を買いためることを辞めないでいようと謎の誓いをし、いつか行ける日がくるかもしれないと願いだけ込めた。


私の進路は母が決めてきたといっても過言ではない。

中2の夏、通信高校のオープンキャンパスに連れていかれたが全く興味がなく未来の想像もできなかったため高校生ならないだろうな私としか思わなかった。

翌年、投身自殺をきめこむつもりでいたから高校に行く予定なんて立てていなかった。

通信制高校限定で連れまわされるオープンキャンパス・説明会・資料請求の量、どうせ見るなら他のところもみたかった。

その選択肢はなかったらしい。


私、普通じゃないもんね‥‥。


受験というものが迫ってきた11月。死ぬことしか考えてなかったから受験勉強とか100%手抜きだった。

そんな時だった。高校に行く気もなく自殺しか考えてない私に救世主が2人。

1人は小5からの仲のギャル。「高校に行ってもお互い頑張ろう!で、休み時間になったら電話するの!」といわれ楽しそうだなぁと少し心が揺れ動いた。

もう1人は、ボーイッシュなギャル。「バレー続けるでしょ?一緒のとこ来ない?一緒にバレーしよ!」といわれ私立高校に行くことに決めた。


理由は条件がとてもよかったから。

同中の先輩がいて安心もある。上り線の電車を使わなくていいというのはとても大きかった。あとはバレーができること。


これを通信ごり押しの母に伝えたら、一筋縄ではいかなかったがオープンスクールに連れてってくれた。

私の意見1・母の意見9勝ち目はないが、そっちがごり押しならこっちもごり押しだという思いで粘った。


なんとしても上り線だけは絶対に使いたくなかったから。

満員電車・中学の者たちと会う・同じ最寄り駅、それだけは避けたかった


結局、通信との併願で話はまとまった。

落ちたら通信いけとのことだったのだが、私立校に合格したのでいかなくてすんだ。


ちなみにその通信、オープンキャンパスに連れていかれてるもののあそこの通信高校出願しといたからーって勝手に出されていただけ。私の許可とらないの??


高校受験はまぁそんなかんじで終わって...。
























































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































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