いつも側にいてくれる愛する人が、沢山の幸福を運んできてくれると感じる時、「ひょっとしてこの人は自分だけの座敷童かも」って思ったことはないだろうか? これはそれが実現した小説。先が読みたくてワクワクします。ぜひ一読下さい。
正直者が馬鹿を見る——それを体現したかのような人の良い主人公・佐藤優樹君の正直な生き様がなんとも応援したくなります。 優しすぎるが故に苦労を抱え込む彼が、少年時代の約束を覚えているのか否か——その焦ったさ、そして座敷わらしが一途なだけ余計にむずむずしてくるような甘酸っぱさがあります。 今朝方企画から見つけて一気読みしました。面白かったです。これからも購読して参ります。