第22話

「なんつうこったよ……俺ぁ悪夢でも見てんのか?」

 窓から新宿の街を見下ろす坂口が、青ざめた顔で呟く。

 閑静であったはずの照郭楼の下もまた地獄が広がっていた。宇宙神秘教の教徒、あるいは裏社会の住人、そしてあるいは知らずのうちにバッヂを持っていた罪なき誰かが、怪異に変貌して街の人々が怪異と化して方々で暴れまわっている。安全な場所はどこにもなく、もはや新宿の、いや帝都のどこにも平和の面影は消え去った。怨嗟と悲鳴が響めく怪異が跋扈する魔都へと変貌していた。


「とにかく、嬢ちゃんを逃がねえと……」


 到底脳では処理しきれない外の景色から目を背けて、幸子たちの部屋へ向かう。


「失礼、言葉幸……!?」


 扉を開けた瞬間に、突風が坂口の頬を撫でる。異変を感じて慌てて中にはいると、部屋の窓が開け放たれて白いレースのカーテンが大きく靡いているだけであった。


「ウソだろ……」


 もはや驚きも茫然も通り越して、形容できない状態になってしまう。正気を疑うような街の惨状に加えて、護衛対象である言葉幸子の失踪である。坂口にはもう何が起こっているのか理解ができなかった。ただ奇妙な落ち着きだけが胸に去来して、白昼夢を見ている気分になっていた。


「ぐあ!?」


「あがっ!」


「うわっ、な、なんだよオイ!?」


 そんな中、突如として現れた落ちてきた戌子とアルティシアが、事務所の応接机を折り砕いてきたものだから坂口は飛び上がって叫んだ。


「り、凛之助!? どこじゃ、凛之助!?」


 はたと戌子が顔を上げると、そこは見慣れた坂口霊能事務所と死にかけたアルが倒れているだけで、凛之助の姿はどこにもない。はたと現れた人影も、急いで事務所のほうに飛び込んで来て、すわ怪異の襲撃かと身構える坂口でしかなかった。


「なんだよ、戌子かよ……脅かすなっつの」


「坂口、凛之助はどこじゃ! どこにおる!? わし一緒にきてるはずじゃ!」


「アァ? 凛之助ぇ? あいつならいっつもお前と一緒じゃ……待て、その女……」


「holy……sit……!」


 ほとんど半狂乱で問いかけた戌子に、坂口は混乱して呂律の回らない様子で答えたが、直後にアルティシアの存在に瞳を瞬かせた。床に血まみれで倒れているこの女こそ、凛之助の報告にあった外国人の女だと気が付いたのだ。


「凛之助……どこじゃ、凛之助……わしと、一緒に……」


「おい、戌子! 誰だこいつは!? 何があったのか話を……えぇい、この駄犬が!」


 立て続けに訳のわからない状況に立たされて余裕のない坂口が、語気を荒くして戌子に問いかける。しかし凛之助がいないと知るやいなや、戌子はみるみる消沈して茫然自失になってしまった。

 肝心な時に使えないと心中で毒づきながら、坂口は痛みに呻くアルを手当てするために、治療道具を探して事務所内を奔走する。


「俺ぁ、治療とかの術ってのがすこぶる苦手なんだがな……!」


 台所をひっくり返して治療箱を引っ張り出し、凛之助の部屋やらを漁って治療用の呪符をかき集めた。大したケガだが、治療術を使えば傷は塞げる。子供の頃に才能がないと云われて久しく術は使っていなかったが、簡単な治療術くらいは彼にだって扱えた。傷口は不細工になるだろうが、こんなものは治れば良い。


「ah…… ah……」


「いいか、死ぬんじゃねえぞ! テメェにゃ聞きてぇことが山ほどあるんだからな!」


 腕まくりをして道具を広げると、坂口はアルティシアのドレスを引き裂いてモルヒネで満たされた注射器の針を肌に突き立てた。





「はぁ……はぁ……クソッ、苦労させやがって……」


 抜き取った剣を床に投げ捨てて、顔に飛び散った血を手の甲で拭う。ほとんど死にかけていたアルは、包帯で覆われて安らかな寝息を立てている。

 苦戦悪戦の末に、なんとか治療を終えた。袈裟懸けに斬られた箇所は不器用ながら縫合で塞いだ。背中から胸を貫いた剣も、止血剤を使いつつ不器用ながら抜き取り傷を閉じることができた。女性の身体には似合わない大きな傷跡が残ってしまったが、死ぬよりはマシだと云い訳をするのも忘れていない。


「何がどうなってやがんだよ、オイ……こいつは何があったって聞いてんだろ、戌子!」


「りんのすけ……りんのすけ……」


 慣れない術を使った疲労とこの訳のわからない状況に対する怒りに任せて怒鳴ってみるが、部屋の隅に蹲って涙を流しながらうわ言のように名前を呼び続ける戌子は答えない。坂口もさすがに頭に来た。唯一情報を受け渡しができる戌子がこれでは、状況を何一つとして理解できないではないか。


「いつまでいじけてやがんだ、お前がぐちぐちしてたらなんもわかんねえんだよ!  お前がいるんなら、まだ凛之助も生きてんだろうが!」


「りんのすけ……は……まだ、生きて……」


「そうだ、生きてんだよ! だから何があったかわからねえと助けにもいけねえだろうが!」


「わ、わか……わかったのじゃ……り、んのすけを、たすけるのじゃ……」


 血塗れの手を拭くのも忘れ、戌子の肩を掴んで揺する。凛乃助が生きてると云われてやっと気力が戻ってきたらしい彼女は、泣きじゃくりながらも目に正気を灯し、口下手に何が起きたかを話し始めた。

 聞いているうちに、坂口は顔から血の気がひいて行くのを自覚した。怒りで我を忘れてしまいそうだ。今さっき治療してやった女を叩き起こして「お前はいったいなんなんだ?」と怒鳴りつけて問いただしてやりたい衝動に駆られた。


「宇宙神秘教だと? ったく、ナメたことしやがって!」


 気付け代わりに傷の消毒に使った高濃度のウヰスキーをひと口煽る。

 宇宙神秘教。渋谷の神宮前に本拠地を構えるこの怪しげな新興宗教がたった今、まさに邪悪なる正体を表した。邪神を崇拝する恐るべき異教徒の集団として、ついに表舞台に現れたのだ。


「ど、どうするのじゃ?」


「本部に連絡いれんだよ!」


 苛立ちに任せて文句を吐き出しながら機関式電信通話機を取ってダイアルを回す。

 凛乃助がアルと交戦した末に、宇宙神秘教の外道師たちに攻撃を受けて動けないこの状況、この尋常ならざる事態をユザレの本部に連絡しなければならない。アルがこんな状態なのだ、凛之助だって無事なはずがない。一刻も早く救援を向かわせなければ、本当に最悪の状況になってしまう。


「早くでやがれ……! ああクソ、交換手が出ねえ! 仕事サボってんじゃねえよざけんな! 早くどっかに繋がれ頼むから……!」


「失礼」


 坂口が焦って貧乏ゆすりをしながらガチャガチャとダイアルを回していると、誰かがサッと事務所にはいって来た。


「アァ?」


「なんじゃ、おぬし──」


 ふたりが顔を上げると、途端に銃声が響いた。


「──えぁ?」


 戌子の額に穴が開く。

 姿が式神符に戻り、ぱさりと穴の開いた式神符が床に落ちる。そこでやっと何が起こったのか理解した坂口が、入口に視線を向けた。


「オイオイオイ何の真似だそりゃあ……!」


 黒い仮面と奇妙な紋様のついた黒手袋を付けた黒づくめの男が、硝煙の立ち上る拳銃を片手に浮かべて立っていた。


『な、ぁ……!? 撃たれたのじゃ?!』


「勘弁してくれっ!」


 慌てて事務机の裏に隠れて、一番下の引き出しを漁る。ない。隠してあった南部式拳銃が、どこにもない。


「探し物なら、恐縮だが拝借させていただきましたよ」


 くすくすと小馬鹿にした声で笑う。慎重に事務机の影から男の手元を覗くと、南部式拳銃を握っているのが見えた。ちくしょうやられた! そう思った直後、坂口の頬を銃弾が掠める。


「ぐくっ! な、なんだってんだお前……何が目的だ?!」


「宇宙に神秘力を取り戻すため」


「アァ? 神秘力だと?」


『その言葉、どこかで……そうじゃ! 宇宙神秘教!』


(待てよ、あの黒い手袋……まさか!)


 ハッと思い出す。そして彼の身に着けている”奇妙な文様の付いた黒い手袋”は、宇宙神秘教に身を置いていた赤サソリも身に着けていたものと同じ。そして、狩ヶ瀬が常に身に着けていたのも”奇妙な文様の付いた黒い手袋”だった。

 すなわち、これが意味するところは。


『幸子をどうしたのじゃ!?』


「ご安心を、彼女ならば今頃は我らの頭領が本拠地にいることでしょう」


『なにっ!?』


「お前……そういうことかよ」


 点と点が、線で繋がっていく。坂口の茫然とした声に、男が答え合わせをするみたいに声を上げて笑った。


「ええ、ええ。貴方がたった今お察しした、その通りにございます。我ら宇宙神秘教がすべてを仕組んだのです。言葉家からの”寄付金”を利用してね」


『なんじゃとぉ……!』


 幼少の言葉幸子を誘拐して金をむしり取り、宇宙神秘教を設立して裏では人を怪異に変える金属片を作り、更には凛之助を窮地に追いやっている。今に至っては帝都に怪異を蔓延らせ、再び言葉幸子を攫い悪事を企てている。

 なるほど、最初からこいつらの手の上だったのか。どこまでもふざけた野郎だと、坂口は内心で舌打ちした。ここまでコケにされたのは、人生でも初めての経験であった。


「ご安心を。帝都守護任もこちらで預からせて貰っていますよ。アレにはまだ利用価値がありますからね」


「テメェ……だが、何のためにこんな真似を!?」


「何のために? そんなもの簡単ですよ」


 せめて少しでも情報を引き出してやろうと坂口が問いかける。対して男は、愉悦に浸った様子で云う。


「すべては”窮極の門”を開くためです」


 窮極の門。記憶が聞いたことがあるぞと坂口に囁いた。

 まだアメリカのミスカトニック大学に通っていた頃のことだ。ミスカトニック大学付属図書館に保存されていたネクロノミコンの一部を見せてもらったことがある。その書曰く、銀の鍵の門とはヨグ=ソトホートそのものであり、かの副王によって開かれるその門は、始まりと終わりを内包したメビウスの輪であり、全にして一、一にして全、白痴の王を封じた玉座へ通ずる扉とされている。


 つまるところ。銀の鍵の門が開いた時こそが、世界の終わりというわけである。

「今宵、星辰が揃う。その時、彼女に埋め込まれた銀の鍵が窮極の門を開き、我らが神たる”マガツノマロカレ”が降臨なさる。この地球という星を起点にして宇宙が始原に回帰するのだ! そうなれば、この世すべてが神秘力の支配する楽園となる!」


 これが宇宙神秘教の実体。邪神を崇め奉る悍ましき者共の正体。少女の身体を生贄に、外なる神を降臨させる悍ましき化学式。白痴の異教徒が閲するところの帰納法である。


『何を馬鹿なことを!』


「ふざけた理論だぜ……」


 もはやいう言葉もない。悪に染まった邪教徒らしい、あまり荒唐無稽な目的だ。


「傲慢な奴だ、その不細工な仮面ごとブン撲ってやりたいね!」


「ククク……不可能なことを云う」


『くぅ! わしが撃たれてなければ、存分に撲れたものを!』


「待ってろよ、俺は有言実行の男だからな!」


 強がってみるものの、丸腰では埒が開かない。口だけで戦いは勝てないのだ。


「少し饒舌すぎましたね。そろそろ終わりにしましょうか」


 コツコツと足音が近づいてくる。敵は正面にいるが背後は壁。窓の外は地獄。右にはアルが寝かされているため、左に逃げるほかにないが、おそらく読まれているだろう。


(マズイな……この状況どうする!?)


 焦燥が手先を震えさせる。呼吸が浅くなって早くなる。額から流れ落ちてくる冷や汗が目に染みてたまらない。それでも瞳を閉じずに考えることをやめないのは、ひとえに生き残ることを諦めていないからだ。


(冷静になれ、なんかできることは……あるわけねえだろ!? 詰みだこんなん! クソ、こうなりゃ死なばもろともか?!)


 とはいえ、対抗できる武器は懐に忍ばせた護身用のナイフのみ。アルも犠牲にはできない以上、バレバレの近接戦闘なんて分の悪い賭けをするしかない。


『いかん、逃げるのじゃ坂口!』


「抵抗は無駄ですよ。丸腰の貴方にできるのは──」


 事務机の書類を手で撒き散らして目眩しに使いつつ、歯を食いしばって思い切りよく飛び出そうと、坂口は両足に力を込めた。


「Excuse me」


 不意に、誰かの声がした。

 事務机から顔を出した坂口と戌子の顔が驚愕に染まる。


「おや、生きていたとは」


「あたしはね、孫の顔見るまで死なないって決めてんのよ」


 さっきまで眠っていたはずのアルが男の後ろで左腕で思いきり振りかぶっていた。

 ゴッ、と鈍い音が響く。暴力的な一撃で吹き飛んだ身体は派手な音を立てて壁を突き破り、そのまま地上に落ち骨の砕ける音が外から聞こえてきた。


「Down and out」


 口内に溜まった血を外に吐き捨てて、左手をぷらぷらと揺らす。

 アルティシア・エヴァンス、復活である。


『目覚めたのじゃな!』


「おまっ……いつから起きてたんだよ!?」


「アンタがその面を撲ってやりたいって云ったくらいよ」


『おおう……割とついさっきじゃな……』


「最初から起きてたってことにしたほうが良かったかしら?」


「身体は大丈夫なのかよ? 傷は塞いだが、まだ動ける身体じゃねえだろ」


「こんな程度、Londonじゃ日常茶飯事よ。唾でも付けておけば治るわ」


「マジかよ……ロンドンのイメージが崩れるぜ……」


『んなことはどうでもいいのじゃ! それより女! 凛乃助を助けに行くぞ! おぬしのせいで凛乃助が大変なんじゃからな、責任を取るのじゃ!』


「OK,dog meat.でもその前に、情状共有だけさせてもらえないかしら」


『誰が狗肉じゃ!』


「情報共有って……いいのか?」


「こちとらアンタたちの情報なんてほとんど知らないのよ。ホラ、あたしってば不法入国者なワケだし。だからアンタたちと私で情報のtradebってことで」


 そう云って疲れたようにどかりと床に座り込んで、アルティシアは床に置いてあったウヰスキーと、散らばっていた茶請けの菓子をボリボリ食べ始める。半裸姿のままでいかにも堂にはいった男よりよっぽど男らしい豪快さに、坂口はなんだか毒気を抜かれて、すっかり頭が冷えてしまった。


「Yes or No?」


「わかった、わかった。だがことは急を要する、宇宙神秘教のとこに移動しながらにするぞ。今すぐ行けるか?」


「……ま、しょうがないわね。云っとくけど右腕がコレだからあんまり当てにしないで」


『よしよし、ならば車じゃな! アレなら怪異を跳ね飛ばしながら行けるのじゃ! 待っておれよ、凛乃助……今助けに行くのじゃ!』


 アルがウヰスキーの瓶を持ってふらりと立ち上がる。戌子が決意した顔で一目散に部屋の外へ飛び出した。


(こいつを使わせないでくれよ……)


 胸ポケットに入れた一枚の呪符を意識しながら、坂口が頭をボリボリと掻きながら蒸気自動車の鍵を持って歩き出した。

 事務所から車まで飛び出して、渋谷神宮前に繋がる大通りをドゴンバゴンと怪異を轢き飛ばしながら走る。車内ではふたりと一匹が騒がしくしていた。


「じゃあ何か、お前は”ゼペリオン”っつう退魔組織の一員で、宇宙神秘教の動向を追って日本まで来たってコトか」


「そういうワケ。正直気乗りはしなかったんだけど、上司に命令されちゃあ、やらなきゃいけないのが現場の辛いところよね」


『どうせ金に釣られたんじゃろ! おぬしはきっと卑しいからの、報酬に眼が眩んだに決まってるのじゃ!』


「Fuck you」


「やめろよ、女がそういう汚ねぇことを云うのは……」


 アルティシア・エヴァンスが話した自身の所属と目的によると、彼女は英國の退魔組織”ゼペリオン”に所属する魔術師であり、黒手組の情報を追って日本にやって来たのだという。

 不法入国をした理由は宇宙神秘教が所有するアーティファクトを秘かに英國に持ち帰る凛之助への警告と交戦も、彼を傷めつけてあわよくば二度とかかわってこないようにするためであった。回収済みのバッヂはすでに本国へ発送済みという。強かなことだ。


「こうなった以上はアンタたちと協力するわ。アーティファクトは諦めるしかないわね」


『フン! せいぜいわしの代わりに働くがいいのじゃ!』


「頼りにしてるからな……っと、着いたな」


 車を止めて降りる。辺りに怪異の気配はなく異様な静けさに包まれている細い通路の入口、この奥にひっそりとそびえる古いレンガ造りの五階建てビルヂングのひと棟こそが、宇宙神秘教の本拠地である。ここに凛之助と幸子が囚われているに違いなかった。


「現役の時でも使わなかったんだがな……」


 車のダッシュボードからソウドオフの水平二連式散弾銃を取り出してアルに投げ渡し、自身は後部座席のシート下に隠してあったレバー式のライフルと拳銃を二挺、最後に手榴弾ふたつを腰のベルトに挟んで装備する。


「なにそれ」


「聖なる手榴弾」


「Jesusも吹っ飛ぶ衝撃?」


「イエスだね」


 どの装備にも伴天連の祝福が施されている。怪異には効果抜群だ。


『凛乃助の匂いは地下からするのじゃ! る……うぅ、凛乃助……』


 ガチャリとレバーを引いて薬室に銃弾を装填すると、ふたりが悠然と歩き出す。


「いくぞ、準備はいいか?」


「right on」


 反撃開始だ。


「止まれ、何者だ!」


 ふたりと一匹が、宇宙神秘教の本拠地に向けて歩みを進める。入口には守衛らしき者たちが数人いたが、アルは意に介した様子はなく云う。


「Let’s party」


 ボロボロの青いマントがたなびくのと、銃声が響くのは同時であった。襲撃だと叫ぶ間もなく、放たれた散弾が空中で広がり目標の身体に無数の穴を開ける

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