心の揺れ動きと意識の変化が美しい

彼女の化粧はなんのための化粧なのだろうか。

初めは、自分の嫌いな部分を覆い隠すように嫌なものを一つ一つ丁寧に塗りつぶすような描写があり、とても心を揺さぶられます。

ラストに向かうにつれて、誰かの言葉に惑わされない彼女の自信のようなものが少し見え始める事に、心が躍りました。

嫌いな部分を隠すのではなく、好きな自分になれるように内面も磨く努力が一等美しい。
そんなお話です。

ぜひご一読を。