新たな魔剣=美少女を求めてダンジョンに入る俺。
焔は魔物の群れに向かって放たれると魔物は一瞬にして消え去る。
しかし、その焔の勢いは止まらずに森に焔は燃え移る。さらにその一撃は大地を砕き割り森に巨大な切り込みが出来てしまった。
やべぇ……。
俺はダンジョンに向かって全力疾走する。
うおぉぉぁぁぁというターザンのような叫び声が燃えている森から聞こえる。
燃えている森を走るのは初めてだがこの場から早く去りたい。
ダンジョンの前についた俺は認証コードを素早く済ませるとすぐに閉める。
クラリエは魔剣から人に形を変え俺の前で
かがみ込む。
「ちょっと、いきなり戻らないでよ!まだ無双は終わってないでしょ?」
「もうおわりおわり。まさかあんな威力になるなんて思わなかったからな」
ダンジョンの壁に寄りかかって手をひらひらさせ体育座りをしながら俺は言う。
むぅー。としているクラリエは物足りなくて不満なのか怒っているのか分からなかった。
ダンジョンが不意に揺れ始める俺は頭を隠して
揺れが収まるのを待つ。
クラリエは紋章の中に入り安全圏に移動する。
俺もそっちに移動したい。
揺れがおさまって辺りを確認する。
ふと通路があるのに気がついた。
あんなところに通路なんかあったっけ?
紋章が不意に光出す。
細いダイヤのような赤い形をした紋章はなにかを呼んでいるようだ。
俺は立ち上がり通路の方へと歩き出す。
突然にクラリエが紋章から出てきて俺の前に立ち塞がる。
「この先から魔剣の気配を感じるわ。魔物の気配を同じく感じる、危険よ!」
「それでもなにかに呼ばれている気がするんだ。それにクラリエがいれば安心だろ?ぐふぅ!!」
俺に腹パンを入れると紋章の中に戻っていく。
ツンデレにしては愛情表現がものすごく痛いんだよね。
俺は新たに発見したダンジョンに足を踏み入れることにする。新たな力、魔剣を求めて。
本当は力がスゴすぎてびっくりしてしまっただけで、決してもうこんな力いらないというわけではない。力はあった方がいいと俺は思う。
それからハーレムに必要なもの美少女だ!!
男のプライドとしてこれだけは誰にも譲れないというのがあるだろう。
俺の場合はハーレムだ!!
両手に花ではなく両手に抱えきれないほどの花を俺は望んでいる。
そのためには魔剣を集める必要があるなと俺は考えている。
俺は、暗い通路を歩いていくと自然に明かりが
照らしてくれる。
明るくなると道が広く天井も高い空間が奥に見えて魔物が群れで何か?を襲っているようだ。
魔剣を構える。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます