第4話 誰?

なんとなくいい名前だったからNo.240はその名前を承認。

ブラウニーと住み始めて、一週間。そこでココアの身に異変が…

それは、夜になると目のハート型の模様の色が黒に変わること。

まるで殺人鬼になったと思うような性格になるのだ。

気になって病院で見てもらうと

「ココアさんは、二重人格を患っています」

そう言われ、ブラウニーは心配になった。

だが渡された薬を飲みながら、精神を安定させていた。

…だが、結局人格が現れるのには変わりなく、その対応にブラウニーは困っていた。

ある日、いつものように人格が変わって、急に第二の人格がこう言い出した。

「私の名前を教えてあげよう」

初めて聞いた声だ。ココアと比べ低い声で。

「私は、ミルク・シュガーと言う者。」

そいつはミルクと名乗った。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る