第6話 SF『ボトルシップ・ガール』


 12年前、東北地方にある小さな村が、一夜にして壊滅した。


 建物の損壊は一切確認されなかったが、村を中心とした半径10km圏内の動植物は朽ち果て、その中にいた村民も全員死亡した。


 現地に派遣された自衛隊特殊部隊は、村の全滅の原因となったとされる1人の少女を確認するが、行方を見逃してしまう。


 国は総力を挙げて少女を追うが、相次いで小さな村や町が消されていく。


 迅速な抹殺を願う国民、世界を脅かす人類兵器とみなす国家────滅ぶのが先か、滅ばされるのが先か。

 破滅の少女が与えるものは何か。






(仮タイトル『ボトルシップ・ガール』)

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裏表紙 ましろ毛糸 @Nxxxn

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