別れた彼氏の相手

第1話

私は突如、彼氏に好きな人が出来たと言って彼氏に別れを告げられた。

私の何が足りなかったのって聞いたら、

「体かな」

と言われた。私はしばらくは立ち直れなかったんだけど

鍛えて見返すことにした。

ーーー

私は鍛えることに成功した。

そして、元彼と再会したその時、彼氏は彼女を連れてくると言って居た。

だが、元彼が来た時には横には誰も居ない。

「アンタもしかして別れたんじゃ」

ざまぁ、私の鍛えて変わった体を見せる暇も

「ここにいるじゃないか！！」

そう言って元彼はやたら筋肉のついた右腕を見せてくる。

「・・・はぁ？」

そして、筋肉がピクピク動いき出して、

「おい、春、俺の筋肉のまだまだ鍛え方が甘いと言ってるぞ」

いや、意味わかんないだけど

ーーー

私は元彼のことはすっかり未練もなく記憶からも無くなりそうになったその日、

私の元彼が私の前に現れた。

「今更何？」

「俺が悪かったもう一度付き合ってくれ」

「はぁ？？付き合うわけないじゃん。」

「俺が間違って居た」

「いや、アンタにはその筋肉があるじゃん」

「・・・」

彼は急に黙りだす。

「どうしたの？」

「その筋肉が、筋肉が」

彼は悲しそうに悔しそうに

「一部しか付いてなかったんだ！！」

彼は急に上半身を脱ぎ出して、やたら右腕だけ太かった。

「こうなってしまったんだ。鍛え方をミスって」

「・・・」

とりあえず警察呼ぶか、

完