ミシルシ様の目的と、かけがえのない日常と

 主人公の先祖に酷い目に遭わされ、生首として祀られてしまった「ミシルシ様」。

 恨んで祟って……と、思いきや、没落した一族の最後の一人となっている主人公と、ほのぼの暮らしています。
 しかし、ほのかに垣間見える不穏の影……

 ミシルシ様の「決意」を覆し、「日常」を守ることができるのか?
 なんでもない日常を守るための「強さ」とはなにか。
 主人公はそれを持っているのか?
 試されるラストの展開が印象深い作品