金の瞳を持つ少女に寄り添うは、彩りの剣

スサノオの子孫に生まれたのは、金の瞳を持つ千早。
代々ヤマタノオロチを封印している家系である朝日奈家と一七夜月家のうち、本家の朝日奈家の人間であるのに、封印の力が弱まっているからと蔑まれる毎日。

そこへ、心無い若者たちのせいで祠の封印が壊されてしまう。

危機に陥る千早を救ったのは、スサノオの愛剣、天羽々斬。なんとその剣は、人に成れるのである――


この物語の主人公である千早が、冷遇されているにも関わらず、健気で正義感があるため、応援したくなります。
天羽々斬も、剣のはずが人間味が強く、千早との様々な出来事を踏まえて行動しているのがまた良いです。

運命と宿命に翻弄されつつも、ふたりがどうなるかも注目していきたい。
恋愛だけでなく和風ファンタジーとしても楽しめる作品です。
オススメですよ!!

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