　私たちは言葉を紡ぐ事によって、自己の心にあるモノをカタチにしようとします。

　言葉にならないものであれば、或るいは絵に、そして音楽に…

　さて、私たちが自己の心をカタチにする為、沢山の言葉を紡ぐモノの代表に恋文（ラブレター）があります。

　恋文（ラブレター）の辿り着く先は、想い人と共に居続けること…。

　そのために、私たちは思いの丈（たけ）を書き連ねていくのです。

　想い人に好意を寄せ

　想い人に気持ちを馳せ

　想い人の事で心をイッパイにして

　目に飛び込む全て

　耳に残る想い人の声

　鼻に残る想い人の匂い

　手に触れた想い人の温もり

　唇に残るのは…

　五感を駆使し、沢山の言葉を書き連ねていきます。

　想い人と共に居続ける風景を目指して…。

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