1000年という時を超えた欲求が

俗っぽさ満載で、一気に親近感を覚えてしまうそんな素敵な作品でした!
時間の感覚は竜らしい壮大な規模の年月をしれっと生きているのですが、その他の部分がとても現代テイストに彩られているため、頬を緩めるには十分な存在感を発揮してくれています!
現代から遠い先の未来として描かれており、言葉面だけで捉えるとハードなのですが、描写や口調の空気感がそれを感じさせない見事な進行になっています!

お付きの精霊がおり個人的にとても好みな性格。特に主人公との掛け合いでとても魅力を放っていました!
現代(この作品的にいうと1000年前)の生き方に慣れきっていた主人公に対しての鋭い一言は、ほのぼの進行における絶妙なスパイスの役割を担ってくれています!

そんな緩い未来の生活を描いた作品、みなさんものんびりと楽しんでみてはいかがでしょうか!