子供達と神々の神楽 ～序の章～

暗躍する神々

名（な）前（まえ）：スサノオ

元（もと）ネタ：素戔嗚（スサノオ）

種（しゅ）族（ぞく）：国（くに）津（つ）神（しん）

要（よう）項（こう）：

静（せい）・動（どう）・刻（とき）を司（つかさ）どる三（さん）貴（き）神（しん）の一（いっ）神（しん）。

動（どう）を司（つかさ）どり、見（み）えざる力（ちから）の支（し）配（はい）者（しゃ）。

マザコン。

母（はは）神（がみ） イザナミの体（たい）内（ない）に、亜（あ）神（しん） ヒルコが居（い）る事（こと）を運（うん）命（めい）の女（め）神（がみ）ククリから聞（き）き、ヒルコを払（はら）う事（こと）を決（けつ）意（い）する。

黒（くろ）幕（まく）その１。

名（な）前（まえ）：ククリ

元（もと）ネタ：菊理（ククリ）媛（ヒメ）

種（しゅ）族（ぞく）：無（な）し

要（よう）項（こう）：

地（じ）母（ぼ）神（しん） イザナミの妹（いもうと）で、運（うん）命（めい）と地（ち）下（か）水（すい）源（げん）の支（し）配（はい）者（しゃ）。

子（こ）供（ども）好（ず）き。

薫（かおる） の祖（そ）母（ぼ）が亜（あ）神（しん）ヒルコと繋（つな）がっていた為（ため）、それを遮（しゃ）断（だん）する願（ねが）いを聞（き）き入（い）れる過（か）程（てい）で、亜（あ）神（しん）ヒルコの存（そん）在（ざい）を知（し）りスサノオに相（そう）談（だん）。

姉（あね）を助（たす）ける為（ため）、ヒルコを払（はら）う事（こと）を決（けつ）いする。

黒（くろ）幕（まく）その２。

名（な）前（まえ）：オオクニヌシ

元（もと）ネタ：大（オオ）国（クニ）主（ヌシ）

種（しゅ）族（ぞく）：国（くに）津（つ）神（しん）

要（よう）項（こう）：

スサノオの婿（むこ）養（よう）子（し）。

常（とこ）世（よ）の主（あるじ）で、地（ち）上（じょう）の水（すい）源（げん）の支（し）配（はい）者（しゃ）。

出雲（いずも）の神々（かみがみ）の長（おさ）。

イケメン。

今（いま）はスサノオと共（とも）に、亜（あ）神（しん）ヒルコの監（かん）視（し）を行（おこな）っている。

名（な）前（まえ）：スセリ

元（もと）ネタ：須（ス）勢（セ）理（リ）毘売（ヒメ）

種（しゅ）族（ぞく）：国（くに）津（つ）神（しん）

要（よう）項（こう）：

結（けっ）界（かい）を操（あやつ）る賽（さい）の女（め）神（がみ）。

スサノオの娘（むすめ）で、オオクニヌシの本（ほん）妻（さい）。

子（こ）供（ども）がおらず、昔（むかし）天（てん）津（つ）神（しん）との戦（たたか）いで自（じ）分（ぶん）は何（なに）も出（で）来（き）なかった事（こと）を悔（く）いていて、今（こん）回（かい）の件（けん）の実（じっ）行（こう）役（やく）を買（か）って出（で）ている。

後（ご）妻（さい）の女（め）神（がみ）達（たち）には怖（こわ）がられているものの、スセリ自（じ）体（たい）のノリは以（い）外（がい）と軽（かる）い美（び）人（じん）。

名（な）前（まえ）：タケミナカタ

元（もと）ネタ：建（タケ）御（ミ）名（ナ）方（カタ）

種（しゅ）族（ぞく）：国（くに）津（つ）神（しん）

要（よう）項（こう）：

オオクニヌシの後（ご）妻（さい）の子（こ）。

父（ちち）方（かた）から風（かぜ）の力（ちから）を、母（はは）方（かた）から水（みず）の力（ちから）を受（う）け継（つ）いだ風（ふう）神（じん）。

ムキムキイケメンで有（あ）るが、雷（らい）神（じん）との戦（たたか）いで腕（うで）を斬（き）り落（お）とさてれおり、その腕（うで）は長（なが）野（の）の神（じん）社（じゃ）に封（ふう）印（いん）されている。

今（いま）腕（うで）の代（か）わりは、腕（うで）を封（ふう）印（いん）している神（じん）社（じゃ）の主（あるじ）である、白（しろ）い蛇（へび）神（がみ）が担（にな）っている。

名（な）前（まえ）：サルタ

元（もと）ネタ：猿（サル）田（タ）彦（ヒコ）

種（しゅ）族（ぞく）：国（くに）津（つ）神（しん）

要（よう）項（こう）：

天（てん）狗（ぐ）の様（よう）な大（おお）きな鼻（はな）を持（も）った、初（しょ）老（ろう）の男（だん）性（せい）の姿（すがた）をした賽（さい）の神（かみ）。

実（じっ）際（さい）の姿（すがた）は、大（たい）陸（りく）からやって来（き）た光（ひか）る狗（いぬ）で、星（ほし）の神（かみ）。

光（ひか）りの力（ちから）により、不（ふ）思（し）議（ぎ）な事（こと）を起（お）こす力（ちから）を持（も）つ。

名（な）前（まえ）：シュテン

元（もと）ネタ：酒（シュ）天（テン）童（ドウ）子（ジ）

種（しゅ）族（ぞく）：無（な）し

要（よう）項（こう）：

スサノオに敗（やぶ）れた八（ヤ）岐（マタの）大蛇（オロチ）は、如何（どう）にか生（い）き伸（の）びており、人（にん）間（げん）の女（じょ）性（せい）との間（あいだ）に出（で）来（き）た子（こ）供（ども）がシュテンで有（あ）る。

狩（かり）衣（ぎぬ）姿（すがた）のイケメン。

水（みず）と金（きん）属（ぞく）を操（あやつ）る力（ちから）を持（も）ち、一（いち）度（ど）源（げん）氏（じ）の人（にん）間（げん）に負（ま）け別（べつ）の神（かみ）に生（う）まれ変（か）わるも、考（かんが）えが有（あ）って鬼（おに）としてスサノオに協（きょう）力（りょく）する事（こと）に。

名（な）前（まえ）：アラハバキ

元（もと）ネタ：アラハバキ

種（しゅ）族（ぞく）：無（な）し

要（よう）項（こう）：

元々（もともと）は天（てん）津（つ）神（しん）、国（くに）津（つ）神（しん）両（りょう）陣（じん）営（えい）と敵（てき）対（たい）していた、色（いろ）香（か）の漂（ただよ）う星（ほし）と蛇（へび）の女（め）神（がみ）。

オオクニヌシの妻（つま）達（たち）がアラハバキの力（ちから）を使（つか）って産（う）み出（だ）した、臣（おみ）器（き）と人（にん）間（げん）の手（て）で一（いち）度（ど）封（ふう）印（いん）されるも、ククリが協（きょう）力（りょく）する事（こと）を条（じょう）件（けん）に封（ふう）印（いん）を解（かい）除（じょ）した。

因（ちな）みに今（いま）は誰（だれ）にも信（しん）仰（こう）されていない為（ため）、天（てん）津（つ）神（しん）や国（くに）津（つ）神（しん）と争（あらそ）うつもりは無（な）いらしい。

大（おお）袖（そで）を一（いち）枚（まい）だけ羽（は）織（お）り、星（ほし）を纏（まと）った長（なが）い黒（くろ）髪（かみ）を持（も）つ。

名（な）前（まえ）：巻（まき）機（はた）山（やま） 円（まどか）

年（ねん）歳（れい）：70歳（さい）

要（よう）項（こう）：

薫（かおる） の祖（そ）父（ふ）で、元（もと）巻（まき）機（はた）山（やま）グループの社（しゃ）長（ちょう）兼（けん）、元（もと）大（だい）学（がく）教（きょう）授（じゅ）兼（けん）、元（もと）作（さっ）家（か）。

既（すで）に故（こ）人（じん）。

心（しん）霊（れい）特（とく）番（ばん）等（など）にも出（しゅつ）演（えん）していた。

孫（まご）達（たち）にはかなり好（す）かれており、薫（かおる） はテレビ出（しゅつ）演（えん）時（じ）の彼（かれ）の口（く）調（ちょう）を真（ま）似（ね）ている。

恵（え）理（り）花（か）の祖（そ）母（ぼ）てある紫（し）織（おり）に未（み）練（れん）が有（あ）り、女（おんな）心（ごころ）に鈍（にぶ）い為（ため）、紫（し）織（おり）や家（か）族（ぞく）に生（せい）前（ぜん）よく怒（おこ）られていた。

円（まどか）の名（な）前（まえ）は井（いの）上（うえ） 円（えん）了（りょう）から来（き）ています（やってる事（こと）は真（ま）逆（ぎゃく）ですが）。その為（ため）見（み）た目（め）もそんな感（かん）じです。

※神（かみ）様（さま）の見（み）た目（め）は読（どく）者（しゃ）の想（そう）像（ぞう）にお任（まか）せします。

※想（そう）像（ぞう）出（で）来（き）出（で）来（き）なければ、元（もと）ネタに掲（けい）載（さい）されている神（かみ）様（さま）を検（けん）索（さく）してみて下（くだ）さい（アラハバキ以（い）外（がい））。

※この世（せ）界（かい）での天（てん）津（つ）神（しん）と国（くに）津（つ）神（しん）の違（ちが）い。

天（てん）津（つ）神（しん）＝アマテラスの一（いっ）派（ぱ）

国（くに）津（つ）神（しん）＝スサノオ・オオクニヌシの一（いっ）派（ぱ）