十日目

第13話

 今日も今日とて朝のルーティンを終わらせゴブリン退治と探索だ。

 この周囲は私の自宅以外はゴブリンに襲われ、何故か私の家だけが無事な状態。

 私のようにレベルを上げている人のを探すのが目下の目標だろう。

 あの若者のようなちょっとアレな感じな人以外を求めたいところである。

 だが、今日も成果は特になくゴブリンを狩るだけに終わった。

 今日のゴブリンの討伐数は百二十四匹であった。

 ホント毎日飽きもせずにゴブリンが増えるものである。

 昼食を食べSPを振り分ける。


ステータス

 伊勢開成

 レベル136

 SP0

 スキル

 身体操作6

 徒手空拳4

 身体能力強化5

 魔力知覚6

 魔力操作6

 属性変換・水5

 索敵5

 隠密5

 経験値68/136


 獲得したSPを徒手空拳に振り分けて四にまで強化した。

 さて、午後も張り切ってゴブリン狩りだ。

 隠れる的は隠れて近づき拳で頭をパーン。

 此方に気付かれそうな時は遠距離からウォーカッターで首を落とす。

 そんなことを繰り返しながらゴブリンを殺していると空が茜色になってきた。

 そろそろ自宅に帰るとするか。

 今回倒したゴブリンの数は百十九匹だった。

 自宅へと戻ると夕食を食べお風呂に入りSPを振り分ける。


ステータス

 伊勢開成

 レベル144

 SP3

 スキル

 身体操作6

 徒手空拳5

 身体能力強化5

 魔力知覚6

 魔力操作6

 属性変換・水5

 索敵5

 隠密5

 経験値142/144


 徒手空拳を五に強化した。

 今日の午後のゴブリン狩りで実感したが、ゴブリンを殴る時にどの様にして身体を動かせば効率的な動作になるのかが解るのは有り難い恩恵だ。

 今後も徒手空拳は上げて行こうと思う。


 二〇二〇年一月十日二四時、今日もゴブリン達は黒い渦から現れ、そしてその力を増して言っていた。

 それと同時に今回はゴブリン以外の魔物の姿もあった。

 それは犬の頭を持った小型で人型の存在であった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る