その想いよ、黄金なれ

めいき~

その想いよ、黄金なれ

※読み方は(そのおもいよ、こんじきなれ)って読んで下さい。m(__)m


夢は、遠くまではっきり見えていたのに。

足元程見えて無くて、砕かれて。



その一歩に震えて、その一手を悩んで。



「今、それを越えよう」


向かう勇気、引くのも勇気。


感情に、支配されるな

でも、感情を失うな。


夢は追うな、現実をみろ。

夢は見るもの、願うモノ。


人は、希望をその手に生きるから。

希望の無い人生は無いけれど、希望を落としたり捨てたりする人生はいっぱいある。



だから、落とすな…捨てるな…。

その希望が、打ち捨てられた貝や転がった石だってあるのだから。



何が希望で、何が絶望か。


雑草で何が不服か、道端に咲く花で何が不服か。


咲かずに腐るよりはずっといい、伸びずにうち捨てられるよりずっといい。

何かの養分になるよりは、ずっといい。



蒼炎がごとく、白光を取り合う定めなら。


ただ、空に伸びて行け…。


空が焼け、水に月が映る時。

星が瞬くその時でさえ、朝は必ず訪れる。


さぁ、葉を広げろ。さぁ、大地に消えたくないのなら。


その有様は、街の光よりも煌めいて。

その有様は、朝の葉の雫よりも細やかで。


人には足もある、両手もある。

その眼に、見える世界が全てじゃない。


その場所に、求めるものがないのなら。

求めるものを、探しに行こう。



旅で休み、旅に行き。

きっと、眠る地があると信じよう。



「だって、あなたは人なんだ」



両手を広げ、心の脚で一歩づつ。



「だって、あなたは人だから」



本当に、歩けなくてもいい。本当に、広げる事が出来なくてもいい。



「だって、夢は見る為にある」



どうか、どうか…。

その、瞳がまだ大地に向いていないのなら。


前にも、隣にも…。


きっと、僅かな光が咲いている筈。



その想いよ、黄金になれ

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