文学新人賞の応募 募集要項に〇〇と書いていたら避けよう

『小説家になって億を稼ごう』松岡圭祐先生の本に今、ハマって読んでいます。


 興味がある方は、ぜひぜひ買って読んでください♡


 私が参考になるのは(そもそも文才がないので)、文学新人賞とかに応募する以前の文章の書き方という、お恥ずかしいくらい超初歩的な部分なのですが、もしかしたら本気で小説家を目指している方に参考になるのではと、ここに書きますm(__)m


 文学新人賞応募の注意点という話です。


 松岡先生は「大手出版社の権威ある新人賞に狙いを定めて応募しよう」、「聞いたこともない、あるいは非常にマニアックと思われる出版社の新人賞は見送りましょう」と書いています。


 募集要項で大切なのは【出版に際しては規定の印税が支払われる】と書いてある公募のみに絞るということ。


 この文言がなければ、受賞作を発売したときの報酬は賞金に込みになる可能性があると。


 どんなに売れても印税が入らない。


 小説自体が出版社に買い取られてしまう可能性も。


 「出版権は出版社に帰属」


 「著作権は著作者、作品の出版権は主催者」曖昧で財産権は著者のものか?


 デビュー作は買い取られてもいい、それで有名になれたらという考えもあるが、デビュー作が最大のベストセラーになったら?


 金銭トラブルが予想できそうなものは避ける。


 そのように書いています。


(参考資料 松岡圭祐 『小説家になって億を稼ごう』 新潮新書 2021年)


 私はドがつく素人なので、あまり有名でないところのほうが、たくさんの人が応募しないから受賞しやすくて良いのかなと思っていました。


 そういうものではないのだなぁと思った次第ですm(__)m


 この他にも興味深いお話がたくさんあり、私みたいな文章を書くのが少しでも上手くなりたいなぁという趣味の人間にも非常に参考になるのですが、本気で物書きを目指している方に具体的で勉強になる内容ですm(__)m

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