1章 鏡花水月の命

キャラクター紹介2

鈴木萌音 15歳 人間


康輔の妹。康輔のことは「こうにぃ」と呼んでいる。

氷華とすこぶる仲が良い。

康輔と同じ無能力者だが、氷華がいるためいじめられることはなかった。

そして康輔が帰ってきてから、萌音はもっと注目されるようになった。

人懐っこい性格で心優しい。心優しいところは兄である康輔に似ているんだとか。2年前から毎日欠かさず康輔の墓参り(康輔は死んでませんが)をしていたぐらい心優しい女の子。

康輔やリン曰く、康輔と同じ血筋だが、魔力は全くないらしい。

ただし、上記の通り康輔と同じ無能力なため、完全な無能力者ではない。

高校1年生。


Tips

康輔と萌音は二卵性の兄妹。

お母さんのよると、元々は萌音がお姉さんになる予定だったらしい....。


坂井氷華 15歳 人間


萌音と仲が良いという関係上、自然と康輔とも仲が良くなった。

高校1年生。ランクはBに位置する。

氷系の能力を持っている。

あまり興味のないものには興味を示さないが、興味があるものだった場合、とことんハマったり、遊んだりする。

いつも冷静沈着な女の子。クラスでは男女人気が高く、彼女が好きという生徒に話を聞くと、「いつもはクールビューティーなのに、興味があるものになるといつものクールじゃなくなって、テンションが上がったりするのがギャップ萌えなんですよ〜」とのこと。

実は康輔に好意を抱いているのでは?という噂もある。



水月鏡花 10歳 人間


水月という大手企業の社長令嬢。

しかし、両親に邪険に思われていた可哀想な女の子。

そして10歳の誕生日の朝、両親が自分に優しく話しかけてくれたため、気分上々で両親の帰りを待っていたが、両親は他界したという訃報が彼女を出迎えた。

そして上っ面だけ付き合っていた友人も彼女から離れていきひとりぼっちになった。しかし、ある雨の日に康輔と出会ってからは再び笑顔を見せたと執事は言っていた。彼女は同じ無能力というのもあって康輔に惹かれた。

無邪気で愛くるしい少女。

黄色い水仙が大好き。

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