ふらふらと心苦しい主人公が明るくなっていく。どんどんと明るくなっていく主人公が少しだけ痛々しい。傷は治ってはいないまま空笑いをしながら、自転車や歩く姿が想像できた。少し寂しい詩集です。
この詩を読んでいると人生には色々な事があり、簡単に答えが見つからずに進むべき道を見失いそうになった時を思い出します。しかし、それでも前を向いて歩けば少しは進んでいる事に気付かされます。語彙力の無いレビューですが、これが僕の感じたこの詩の感想です。