定期的に襲ってくるカクヨム疲れ

 二日前に〝真世界へと駆け抜ける風〟と〝冷たい決意は春風に乗せて〟を改稿しました。私の消え去ってしまった栄光と、消えぬ失敗の代表作といったところですね。


 どの部分を変更したのか等はそれぞれの作品ページに記載してあります。


真世界へと駆け抜ける風:

https://kakuyomu.jp/works/16817330667414837093


冷たい決意は春風に乗せて:

https://kakuyomu.jp/works/16818093074870886701



 改稿の理由は別サイトに投稿中のミストリアンエイジの進行が〝そこ〟に差し掛かったからなのですが、こうした何かしらの切っ掛けがなければ、なかなか重い腰は上がらないものです。


 次はCルートに入ったあたりで〝滅びゆく世界と創世の神々〟の改稿も行なう予定です。今ではダッシュを使いすぎない書き方にもすっかり慣れましたからね。


 また〝とある創作少女の選択〟については、いずれ公開終了を予定しております。これを〝真世界シリーズ〟とするのは無理がありますからね。いちおうなのですが。どちらかというと〝とあモブ〟シリーズですね。あれの現世――つまり〝TYPE-C〟たちの様子です。



 あとは様々な作品を拝見した上で考えたのですが、コメント返信の方法を見直そうと考えております。そもそもコメントなんて滅多にいただけないので、何がどうとか説明しようもないのですが。


 具体的には「お読みいただきありがとうございます」を削ろうと考えております。あれが新規の皆様には、硬い印象を与えてしまうかなと。本当に〝返信〟だけに絞った方が、書く側としても気軽に書き込めるのでしょう。「ウサギかわいいですね!」とコメントされましたら「ウサギを賛美せよ!」とお返しするといった感じですね。


 長々とした解説は質問集として設定資料にでもまとめ、長い挨拶やお礼の言葉はノートなどにまとめます。これまでにコメントをくださった方には違和感があるとは思いますが、よろしくお願いいたします。



 ここからは本題、そして愚痴パートです。

 ご注意願います。



 ◇ ◇ ◇



 表のノートを更新する気になれないので、こうして密かに告知いたしましたが。

 まあ、タイトルの通りですね。カクヨムに疲れました。


 作品を書くこと自体は楽しいんですけどね。カクヨム特有のSNS的な要素というか、人間関係のモヤモヤがどうしてもね。創作意欲よりも勝るんですよ。


 反応がないのがツライ。なのに自分の〝やらかし〟だけは、しっかりくっきりクローズアップされる。本当になんなんでしょうね。



 以前のツイッタにて、フォロワ数0の創作アカで好き勝手に持論を垂れ流していた際、書籍化作家さまにスクショを撮られて本人不在のまま炎上させられたりもしましたが。普段は注目されないくせに、悪い部分だけはピックアップされるんですよね。


 これにはしばらく気づくことができず、某所で〝ヲチ〟の対象にされていたようです。いわゆる〝痛い奴〟扱いということですね。関わらない方が賢明です。


 そのアカウントは一ヶ月ほど謝罪文を掲載した後、削除してしまいましたが。見る人が見れば痕跡には気づくでしょう。絶対に変えられない部分は残ってますから。



 SNSは向いてないんですよね。やらかしをリカバリしようとすればするほど空回りし、どんどん泥沼に沈んでゆく。親友同士でのやり取りでもなんですから、ああした不特定多数の前でのやり取りは本当に苦手です。政治アカならそれなりにフォローも支持もされているのですが、創作系は難しいですね。


 作品のスタイルも派閥も考え方もバラバラですから。ファンタジーひとつ取ってみても、指輪物語のような古典ファンタジーか、それに影響を受けて創られた90年代あたりのノベルス(今でいうラノベ)か、今なお根強い支持を受けているゲーム的異世界ファンタジー(なろう系)かなど、本当に多種多様です。


 創作論を語ろうにも、古典ファンタジーとなろう系ではスタイルも価値観も違いますし。さらには明らかに〝なろう系向き〟に書かれた創作論に純文学畑の人が噛み付いてきたりと、まるで収拾がつきません。


 こうして主語や論点や価値観がズレまくっているせいで、批評系全般が逆風に曝されている感が否めないんですよね。〝なろう系〟には〝なろう系〟の、純文学には純文学の批評が必要なのに、一つの尺度ですべてを計りきろうとする。そのせいで不毛な争いが、いつまでも永遠に続いている感じです。


 たとえば「3インチの物を持ってきて」と言えば済むものを、わざわざ「7.62センチメートルの物を持ってきて」と言うのは収まりが悪いですよね。逆に「7.62なんて中途半端なので、7か8に揃えましょう」なんて言われても、「いや、それ3インチぴったりなので。それでいいんです」となるはずです。一つの尺度では物事を正しく判断できません。それぞれのジャンルに合ったものが必要です。


 ええ。創作界隈には多様な価値観がありながら、ひとつの面しか見ない者が多いんですよね。少し下がって全体を把握すれば間違っているのは明らかなのに。あえて一面だけをクローズアップし、そこが違う、そこがおかしいと徹底的に叩く。


 これ、本当にわかってない勢と、わかっている上でわざとやっている勢が混じっているのが厄介なんですよね。前者はともかく、後者は明らかに悪意に満ちています。後者の場合は指摘されると徒党を組んで弾圧に乗り出してきますからね。


 事実よりも何よりも、その場の感情が最優先。すでにカクヨムでも経験済みです。派閥に属するストーカーの援護射撃として、私のコメント欄を皮肉やツッコミで荒らしたり、ノートで私への人格攻撃を行なったりと。


 まるでストーカーこそが正義で、ストーカーからの愛を受け入れなかった私が悪のような物言いです。自分たちの慇懃無礼さは棚に上げ、感情的になった仲間こそを正義とする。こんな不条理を許してしまう、そんな派閥があるんです。



 昨年、カクヨムにてこの上ないほどの成功体験と楽しさを与えてくれた企画主さまが居られたのですが、その方の最後のメッセージがずっと引っかかっているんですよね。最後のメッセージの、最後の部分です。ああ、やっぱり〝あの派閥〟かと。


 あの派閥は従う者には寛大ですが、逆らう者には集中攻撃や総スカンを行ないますからね。横の繋がりが非常に強いため、カクヨムのSNS的な面を利用すれば確実に関わることになってしまいます。それゆえに上手く付き合わなければならない。


 しかし実際のところ、声こそ非常に大きいものの、勢力としては少数派です。しっかりと作品作りに集中すれば、相応の評価は返ってくるはずなのです。――なのですが、主流から外れる私の作風だと、どうしても最初の一歩を踏み出すためにはSNS的な面に頼らざるをえない。そうすると、関わることは必然となってしまいます。


 もちろん、悪い部分だけではないんですけどね。積極的にコメントを付けてくれたり、惜しみなく★をくださる傾向にありますので、上手く付き合いさえすれば、カクヨムにおける〝連続スター〟の起点となってもらえます。発信力は群を抜いておりますので、善評も悪評も広く周囲に拡散されます。実際、あの派閥からの支持を得ることで、カクコン上位に食い込んだ作者さまも居られましたからね。


 カクヨムにおいて、特に長編において序盤で★をいただけることは、大きな力となりますから。「じっくりと読んでから、しっかり完結まで読んで正しく評価しないと」などと真面目に読んでもらったとしても、★がなければエタります。いくら完結を期待されたとしても、餌が無ければ作者の方が餓死します。


 ◇ ◇ ◇


 元々SNSに向いていない質のせいか、定期的にカクヨム疲れが襲ってきますね。これの何が一番困るって、書けなくなることが困るんですよ。頭の中が人間関係のモヤモヤで埋め尽くされ、作品世界に入ることができない。カクのもヨムのも不可能になる。本当に困りものです。こういう時には他サイトに逃げ出したくなります。


 カクヨムオンリーのタグは強い――といった話もたまに聞くのですが、私がこれを付けていた際には特に恩恵は感じませんでした。こんなものを付けていようが12万字で★9です。おそらくは元から地力のある作品に、たまたま〝カクヨムオンリー〟が付いていたというだけの話でしょう。



 ミストリアンエイジはどうにかして、コンテスト期間内に完結させたいんですけどね。投稿後こそ常連の皆さまがお読みくださるものの、★どころかPVも連日0が並び、もう新たな読者さまは望めない。もはや完結ブーストに賭けるしかないが、しかし完結までの気力が保たない。保ちそうにない。


 42話あたりのノートでは「私が読みたいから書いております」などと意気込んでいたのに、たったの数日でこの有様です。原因は言わずもがなですけどね。元は私のやらかしですので私が全面的に悪く、読者さまにはお詫びする以外にないです。申し訳ございません。


 こういう〝やらかし〟の場合は区切りが付かないんですよね。もちろん謝罪はいたしましたが、だからといって私が立ち直るだけでは駄目ですし。作品を書き下ろす系の企画には、むやみに参加しないと誓うくらいしか。なんか難しいです。苦しい。


 ◇ ◇ ◇


 今後は別サイトでの活動も視野に、どうにか頑張ってまいります。エピソード別のPVが出ないサイトもありますし、賞を取らずともポイントを貯めれば書籍化申請ができたりもします。夢と消えるのは悲しいですが、夢を見られないのもツライです。


 なんとかカクヨム内でしがみつけるものを探し、自分を鼓舞しようと努めましたが。やはり現時点では厳しいです。こんなものを投稿している時点で、すでに村八分にされる予感はしておりますからね。それくらい疲れました。


 残り一ヶ月弱、それまでにミストリアンエイジの完結を目指そうとは思いますが。当分は改稿を中心に活動し、精神に余裕がある時に読み手に回ることになりそうです。カクヨム自体を閉じてしまうと、また数ヶ月休むことになりますからね。



 頑張ります。申し訳ないです。

 これを投稿すれば少し元気が出ると思うので、それで頑張ります。

 いつもお付き合いいただき、ありがとうございます。

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