投稿再開、されど流れたる星への思いは募る

一旦の休憩を終え、『ミストリアンクエスト』の連載を再開することが出来ました。


表の近況ノートにはポジティブな内容を書くことにしているので、努めて前向きな言葉を並べましたが――やはり、★119⇒★113となった傷は癒えていないなと、投稿画面を目にする度に思うのです。今後の対策はすでに講じているので良いとしても、このマイナス6はキツイですね。嘆息。


いっそのこと、すべての評価を非表示に出来れば良いんですけどね。

残念ながらどのサイトでも基本的に、投稿画面に自作への評価が表示されるシステムになっています。あれでモチベーションが上がる人は一部の上位勢だけだと思うんですが、どうなんでしょうね。


すべての「読まれたい」が「読ませてくれてありがとう」になれば、創作界隈には幸せな光が満ち溢れるのでしょうけど――いまの人類には難しいのでしょうね。

はい、主語の急拡大は思想汚染の常套手段です。皆さんお気をつけを。



そんなわけで最近は「読ませてくれてありがとう」の気持ちを胸に抱きつつ、数々の作品を拝読させて頂いているのですが――皆様、素晴らしい物語を書かれておられますね。


私もなるべく積極的に感想を残すようにはしているのですが、私の着眼点は少しズレていたりもしますので、失礼がないかだけが不安なところでありますね。

レビューの時と同様に、そろそろやらかしそうな気がするので、少し熱を冷ましたほうがよいかもしれません。



『ミストリアンクエスト』再開の切っ掛けとなった自主企画もそうなのですが、欠点や改善点などの指摘がほしい作者様は多いんでしょうかね?

私はレビューもコメントも、基本的に「誉め」一辺倒ですからね。


まずweb小説という媒体が、短所を補うよりも長所を伸ばす傾向にあります。

誤字があっても、文法がめちゃくちゃでも、面白ければ良いというやつですね。

例えば可愛いヒロインや印象的な台詞回しなどが登場していれば、そちらをとにかく伸ばせば成功する、というものです。


逆に公募などでは短所や欠点をとにかく無くすことが重要ですね。

なぜなら、応募されてくる作品は、長所がすべて振り切れていますから。

ゲーム的に例えると、全員のレベルがカンストしている状態です。それならばデメリットのない、有用なスキル持ちなどを採用する、といった感じですね。


私が参加させて頂いたものに限らず、批評系の企画に参加されている作家さんにも、web小説型と公募型の作家さんが居られるように感じますね。

はい、安易なカテゴライズは思想汚染の常套手段です。皆さんお気をつけを。


批評内容を元にさらなるレベルアップを宣言される方も居れば、明らかに「カチン」ときているような、丁寧な言葉に数々の棘が潜んでいる方も居られ、なかなか興味深いです。どちらも自作への熱い情熱は本物だと思いますので、善悪といった基準では計れませんけどね。


ただ、素直に「読みたい」と思うのは前者だと思います。

後者のかたの作品も創り込まれていて面白いのは間違いないのですが、作者と読者の思い描いた世界に齟齬があると、「いや、それは違う」と作者さんに怒られてしまいそうですからね。そこだけは、ちょっと怖いです。



それで、今回は何の話かと申しますと――

私が拝読させて頂いたものの、途中で読み進めることを断念した作品について語らせて頂こうかなと考えた次第ですね。もちろん、該当の作品名等は出しません。


もしかするとわかってしまうかもしれませんが、正解か不正解かの回答も控えさせて頂きます。


こうした良い意味でのネガティブな感想というものは、第三者にとっては結構ありがたかったりするんですよね。


私も自作品への評価を受けるのが怖く、YouTubeで辛口批評動画を見たり、カクヨムで批評企画をこっそり覗いたりしながら、『ミストリアンクエスト』の改善に生かさせて頂きました。


私が読むのをやめたからといって、ただの底辺作者の感想に過ぎませんからね。

「ふーん、そういう理由で離脱する奴もいるんだ」くらいの認識で見て頂ければよろしいのではないかと。ネタの一つか、データの一つとして役に立てるなら良いのかな、といったところですね。


そんなわけで次回以降、いくつかの理由に分けて語らせて頂きたいと思います。

はい、長くなりましたので次回にします。

しかしながら作品の内容に深く触れるわけにはまいりませんので、ほぼ私の考えを述べるのみになりそうですね。


そのような感じで進めてまいります。

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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