第2話
「なんだと、」
思わず声が出てしまった。
「ってことで、よく家に泊まりに来る、幼馴染の春だよ。」
「よろしくお願いします、春様。」
「こちらこそよろしくお願いします」
ダメだ、綺麗だし、可愛いし、見るからにオーラで負けている。
まずい、まずいよ。今頃思い出しけど、優ってたしか、
「ねぇ、夏さん。これから早速、家の中、案内するね。」
「ありがとうございます」
楽しそうにメイドさんを見ている。優って年上好きだった。
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