質問企画ではないけど片思いしている感じなので。

今回の企画は、質問企画ではないのですが、私は絶賛片思いをしていると思われるので、今日はそのエピソードを語らせていただこうかなと思います。


登場人物は、「私」と「彼」です。


私が彼と出会ったのは、部活です。最初はお互い気まずい感じで、特に何も話さなかったんです。

部活の回数を重ねていくうちに、段々と話すようになりました。

やがて、元々いたもう一人の女の子の部員が来なくなり、益々彼と話さざるを得なくなりました。

以前は、必要以上のことは話さず、部活終了後も沈黙状態。

そんな彼に惚れた理由。

単純です。私もちょろすぎるだろと突っ込みたくなりますが、

まだ女の子がいたとき、一緒に帰っていて(廊下を)、彼が水を飲んでいたんです。

当時何を話していたのかは覚えていませんが、彼の方を私は向いたんです。

そしたら、私の方を見て、眉毛クイッとさせて(ん?)みたいな表情をしてきたんです。


それが…その…私が彼に恐らく落ちたであろう出来事です。


それからというものの、彼とはほぼ二人きりの状態。でもそのときは、今のようにそんなに気持ちはありませんでした。

必要なこと以外は全く喋らず、休憩したらまた活動再開。そんな感じでした。


そして仮入部期間に突入しました。私達には話題というものがなく、かなり沈黙の場面があり、時間が終わったときには反省会をしていました。


とある日、なにもすることがなくて、じゃあ雑談しましょうかとなりました。

そこでほぼ初めてたくさん彼と話しました。


私はそこで勇気を振り絞って言ったんです。


「友達になってくれませんか」


彼は拒みませんでした。別にいいですよ、と。彼は、ただ、と続けます。


「僕は、友達というのがなんなのかわからない。親友とかだったらわかるんですけど、友達ってそんなに変わらなくないですか。」


だが私は必死にこういった。


「私は(彼)くんとの関係値を上げたいんです。部員から友達になることによって、少し親密になったと言うか。私はずっと前から(彼)くんと友達になりたかったので友達になれたらすごく嬉しいです。」


彼は、なるほどと表情と声で表し、友達になってもいいですけど、あんまり話さないですけどねと言いました。


確かに、1年のときの恋と比べ、彼とはクラスが隣で違う。だけど私はそれでも、彼と友達になれることが何よりも嬉しかった。


そして帰り際、彼に言いました。


「これから友達としてよろしくお願いします。」


そしたら彼は、


「よろしくお願いします」


と言ってくれました。私はその日から嬉しすぎて嬉しすぎて翌日も嬉しいままでした。


またとある日、敬語ではなくタメ語で話してみないかとなりました。


彼は日常的に敬語ばっか使う人だったので、彼にとってはかなり難関なことでした。私も彼の敬語沼にハマってしまい、沼から抜け出せないでいました。


少し違和感を感じつつも、タメ語で話していたのですが、私はここできゅんと来てしまいます。


「いや、タメ語で話すとさ、」


と彼が言ったんです。はい、私はちょろいです。敬語からタメ語になった瞬間私は彼にきゅんとしてしまいました。


しかも彼、私と目を合わせて話してくれるんです!彼は、コンタクトを付けていないから目を合わせている感覚はないっていうんですけど、こっち両目1.0以上あるんでね?!目あってる感じに見えちゃうんですよ!それが本当に嬉しいんですね。


これらの文面だけで伝わりますかね?この私の嬉しい気持ち。

もっと、彼と親密になりたい。


先輩に相談したら、「それ好きってことだよ!告っちゃえ!」と言われたんですが、今告白して部活で気まずくなったらマジで嫌なので、3年生のギリギリまでこの告白はお預けにしておきます。とりあえず今は彼とたくさん話したい。たくさん会いたい。一緒に帰りたい。なによりタメ語で話したい。


以上、私の片思い物語でした!

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