【緊急】量子コンピューティング

 情報処理世界で勉強していた男としては、お恥ずかしい話なのですが…。

 つい最近まで、チンプンカンプンだったのが「量子コンピューティング」の世界です。

 んで、久しぶりにこの界隈を彷徨っていると、面白い話がyoutubeさんからオススメされました。

 出てきたお話の元ネタは下記URLこちらの「IOWN」なるシロモノ。

 https://www.rd.ntt/iown/0001.html


 まぁ、ピンとこない人の方が多いとは思うのですが、この技術って「量子プロセッサ (QPU)」という、「量子コンピューティング」の心臓部を司る技術に繋がってくるのです。

 因みに、「量子プロセッサ 」については、IBMなどが実用化に向けて研究を進め、一定の性能を発揮させていますが、彼らの技術では”膨大な電力”を必要としているのです。

 ※ 大電力の原因は、”超伝導状態の維持”という部分があるのですが、詳細を書くと長くなってしまうので、割愛します。

 興味のある方は下記URLこちらをどうぞ。

 https://jp.newsroom.ibm.com/2023-12-05-IBM-Debuts-Next-Generation-Quantum-Processor-IBM-Quantum-System-Two,-Extends-Roadmap-to-Advance-Era-of-Quantum-Utility


 まだまだ、「量子プロセッサ (QPU)」には縁遠い技術のように見えていますが、熊本に完成しつつあるTSMCの工場が「何を作るのか?」と懐疑的な男でしたが、NTTの提供していた資料を見ると俄然関心が高まります。

 この工場への出資について、国の予算が付いたことも話題になりましたが、主な出資元にNECや富士通、沖電気等、旧電電公社NTT御三家も絡んでいましたし、ソニーは勿論、トヨタ自動車軍団にソフトバンク?

 点でバラバラの烏合の衆かと思っていたのですが…。

「IOWN」というインフラプラットフォームの開発を目指すNTT軍団。

「スマートシティ」構想を元に自動運転社会の実現を目指すトヨタ自動車。

 マン・マシーン・インターフェースの入口(スマホからPS5など)を抑えたいソニー。

 ネット空間の先進インフラを利用し、先々では「量子コンピューティング」を導入したAIの飛躍を狙うなど、野心モリモリのソフトバンク。

 それらが、一つの「IOWN」で紐づいてくるのです。

 …なるほど、日本政府が出資するわけですよ。

 そして、こんな情報をようやっと掴む事になるローカル地方の悲しい宿命よ。


 やはり、最先端の話を嗅ぎつけるには、最先端の場所Tokyoに居るしか無いわけですね。


 追伸、ソフトウェアの方はまだまだ発展途上の段階ですが、興味がある方は「代数・幾何」の勉強をオススメしておきます。

 どうやら、ラスタライズやベクター計算を使って行くことが「量子コンピューティング」のトレンドであることは間違いないと思いますし、この分野の数学が進むほどに、AIも劇的な進化をすると思われます。


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ここだけの話 たんぜべ なた。 @nabedon2022

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