8話。(オリゴス視点)
我が名はオリゴス。偉大なる
いつ生まれたのか、いつ自我が芽生えたのかは自分でも分からないが、目覚めた直後のことは鮮明に覚えている。
外に出なければ。あの御方の力になるために。それが一番最初に我が身の内に抱いたものだった。肉は朽ち果て、骨だけの身であるはずなのに身体中が熱く、活力に満ち溢れている感覚。今になって考えてみれば、これは
初めて
そんな不甲斐ない姿を見せていたにも関わらず、それでも
それから程なくして、他にも召喚されていた同朋達が徐々にその姿を地中から現し始めた。それを見た
落ち着きを取り戻した
一抹の不安を抱える中、
私の異変に気付いた
次の瞬間、私の思考が真っ白になった。
「そうだ、君に名前を授けよう!」
そして、その時は訪れた。
「……よし、決めたぞ。君の名前は『オリゴス』だ。」
……『オリゴス』、それが
確固たる意志を持って、
そうして、
────────────
今回はオリゴス視点のお話でした。
基本的に主人公大好きなオリゴスですが、美少女化とかはないです。
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