お兄ちゃんの爛れた性活

――学校では優等生を演じている。頭が良いのは本当のことだ。ついでにスポーツもできる。オマケに顔も良いし、女子にはモテる。周りの男子からみれば、俺はあいつらの敵だろう。だが、そんなことは関係ない。


 何せ俺は負け組ではなく、勝ち組なんだからな。因みに家では優しいお兄ちゃんを演じている。生まれながら二つの二面性の顔を使い分けるのが得意だ。だから本当の俺は誰も知らないだろう。きっと本当の俺は、どうしようもないくらいの最低な男だ。


 正直、俺の学生性活は爛れている。とくに女関係は最悪だ。女子との交遊関係はセフレがほぼ8割りをしめている。だから普通の女子とは付き合わない。体だけの関係でいい。シンプルな関係の方がお互い楽だ。そこに愛はない。ヤりたい時にやれる関係が俺にはあっている。焦らしてヤらせない女より。ヤらしてくれる女の方がいい。俺はSEXするのが好きな男だから他の男と比べて女との経験は、この年で豊富な方だ。可愛い弟には、こんな俺を知られたくはない。いや、見せれないだろうな。お前のお兄ちゃん性欲が強すぎるお兄ちゃんなんだって、そんなことを弟に知られたらさすがに兄として不味いだろ。


 俺はそんな自分の性欲にあきれてる反面。SEXへの欲望が日に日に高まっているのを感じていた。そして、今日も俺はセフレの子と学校の屋上でSEXを存分に楽しんでいた。女の子と好きなだけやると休み時間が終わった。こうして俺の学生性活はますますドツボにハマっていった――。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る