お兄ちゃんの計画
「ひゃあっ!」
弟は高い声をあげるとビクッと動いた。母は不思議に尋ねた。
「どうしたのトモちゃん、そんな声だして?」
「うっ……な、なんでもない……! ちょっとくすぐたかったの……!」
友葵は母にそう答えるとその場をやり過ごした。俺はそんな弟をさらに責めた。テーブルの下で友葵の股間を布巾で拭くのを止めると、さりげなく前に触れた。その瞬間、友葵はビックリした顔で目を見開いて固まった。友葵は俺に何をされているのか、何となくわかっていた。しかし、母の前で兄に悪戯されている事に恥ずかしくなると、友葵は無我夢中でご飯を食べて気づかないフリをした。
フフフッ……可愛いなぁ、友葵。
気づかないフリして、ご飯なんか食べちゃって。
ホントに可愛い。フフフッ。
そんな健気な弟を見ていると、余計にサド心に火がついた。こうなるとさらに悪さしたくなってきた。俺はそんな健気な弟に追い討ちをかけるように、手で股間を怪しく撫でた。友葵はそのたびに体をビクッとさせたり。目を見開いたり。お茶碗持っている手が止まったり。ご飯を喉につまらせた。3分くらい弟の股間を撫でた。母は友葵の異変に不意に尋ねた。
「どうしたのトモちゃん? さっきから何か変よ?」
母がそう尋ねると、友葵は涙目で顔を赤くさせながら震えた声で返事をした。
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