お兄ちゃんの計画
再び然り気無く足を絡めると友葵は御椀を持ったまま、ビクッと反応をした。その拍子に近くにあったグラスのコップがバタンと倒れた。水が入ったコップはそのまま、友葵の太ももに流れ落ちた。
「ちょっ、どうしたのトモちゃん!? ホラ、布巾で早く拭きなさい!!」
何も知らない母は、そう言って弟の前に布巾を置いた。友葵は御椀を持ったまま、まだ固まっていた。俺はなにくわぬ顔で布巾を手にとると、弟の太ももにかかった水を拭いてあげた。
「あーあ。ホントにトモちゃんは落ち着きがないな。ほら、お兄ちゃんが拭いてあげるからジッとしてるんだよ?」
「うっ……うん…――」
弟は素直に頷いて返事をしたが、視線はどこかに向いていた。俺はこの時を待っていた。布巾で濡れた太ももを拭きながら上に手を移動させた。無防備な股間に布巾を当てると、拭くフリをしながら股間に僅かに刺激を与えた――。
布巾で股間をゴシゴシ拭いて軽い刺激を与えた。弟は俺に股間をゴシゴシ吹かれると、母の前でビクッと反応をしてみせた。大きな瞳をあけながら、呆然とした表情で固まっていた。母は俺がテーブルの下で、弟の股間に刺激を与えている事なんて全然気づいていない。俺はそのスリルを楽しみながら、平然とした表情で弟に普通に話しかけた。
「凄いねぇトモちゃん。こんなにビチョビチョに濡らして、ホントに悪い子だ」
「うっ……っ……!」
「もしかしてパンツもビチョビチョになっちゃったかな?」
弟に普通に話しかけながらも、意味深な卑猥な言葉を浴びせた。友葵は俺の言葉責めに唇を噛んで堪えている様子だった。その反応が面白くなると、さらに股間に当てた布巾をゴシゴシ拭いて動かした。友葵はその刺激に首を横に振りながら、唇を噛み締めると涙目を浮かべた。
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