手を掴む

 助けを求める手を握り、あなたは全力で引き上げた。多くの化け物が足を掴んでいたが、もろい体では耐えきれなかったようだ。あなたの馬鹿力に負けて、腕が引きちぎられた。あなたは門の上まで引き上げることに成功した。


「ありがとう、君は命の恩人だよ」


 あなたは感謝された。もう、この遊園地には近づかない方がいいだろう。あなたたちは心に誓った。



★ END あなたはヒーロー ★

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る