第二十七話 おにぎりは涙の味



━━━━━━


「心配すること無かった!」

「本当に締まらねぇな紀京」


 清白が横からつついてくる。

イテテ。

 あの後、帰りに神様みんながニコニコしながら一人ずつ握手してくれて、和やかな雰囲気で解散になった。

 ちょっとへそ曲がりな神様もいたけど、ほっぺが赤くなってたし大丈夫そうだな。



「はぁー長ぇ。これから人事かぁ」

「ラーメン食べたいね」

「あーそうだなぁ。もう一週間なにも食べてないんだった。思い出したら……」


ぎゅるる、とお腹の虫がなる。



「ふふふ…おにぎりでも握って差し上げましょう」


 姉姫様がおひつとお皿と塩水や海苔を懐から取り出して、慣れた手つきで小さなおにぎりを握ってくれる。

嬉しいけど、どこから出したの?それ?

神様って懐になんでも入るの???

簡易結界とは根本から違うな。


 


「ご飯食べながら人事会議しよう。みんなお疲れ様」


 ツクヨミがお父さんからちゃぶ台を受けとり、折りたたみの足を出して設置する。

みんなで座布団を持ち寄って、それを囲んだ。

お父さんはちゃぶ台担当なんだな。

ツクヨミはお茶担当。




「「お疲れ様」」

「なんでイザナギとイザナミも残ったんだ?」


 ニコニコしながら当然のようにちゃぶ台のところに集まってくるし。何でいるんだよ。


「紀京、お前はいいな。とてもいい。私は感動したんだ。本当に心を込めてお前のクニツクリを支えよう」

「それはどうもありがとうございますー」


「何故紀京は私に当たりがきついんだ?泣いちゃうぞ」

「巫女の運命を変えたのが、イザナギだから」


「なるほど…済まなかったな、巫女」


なんだよ。素直に謝るなよ。意地はってる俺がバカみたいだろ。

 真面目な顔して、眉毛を提げてイザナギが巫女に言ってる。



「えっ!?あの、ボクはその記憶が無いからわかんないけど。でも、紀京に会えたのも一緒にいられたのも、そのお陰だから、いいよぉ。

 もう!紀京もそんなに怒っちゃダメ」


「ぬぅ」

「紀京?」

「イザナギごめんなさい」

「なるほど、嫁の方が強いのか。面白いなお前は」


 むーん。過ぎたことを言っても仕方ないんだが。

イザナギは良かれと思ってたんだろうけどな。

 結果を変えて、幸せにしたのは巫女だし。

運命を切り開いたのは巫女だ。

だから納得したいけど。


「紀京。ボクがいいんだから、いいの。

 それともボクと離れ離れがいいの?」

「やだ」

「ねっ?」

「うん」


「慎め」


うぐぐ。清白のツッコミが早くて抱きしめられない。


 


「紀京はそういう所年齢相応だよな。クソ頑固だし融通が効かん。さっきのツクヨミの上層部発言だってあの場で突っかかる必要ないだろ。

 後で話せばいいんだ。差別じゃなくて区別だって言っただろ?未熟者め」


「その件については反省しております。フォローしてくれてありがとな、清白」

「うむ。紀京に礼を言われたくてやった」

「なんだよそれぇ」



 清白、ちょっとキャラ変わってないか?前より仲良くなったような気がして、本当は俺も嬉しい。




「んふふ。いいじゃん。紀京が足りないところはスズが、スズがたりないところは紀京が、二人が足りない所はボクが足せばいいでしょ。こう言うの、憧れてたんだ。凄く嬉しいなぁ」

「清白」


「仕方ない、今回はいいぞ」


「巫女ぉー!」

「あっはは!面白ぉ!んふふふ」


 笑い転げる巫女を抱きしめる。

 イザナミ以外はニコニコしてくれてる。




「さぁ、ごはんですよ。召し上がれ」

「姉姫様、ありがとうございます」

「紀京、サクヤでいいですよ。上下のない仲間なのでしょう?」

「は、はひ」


 サクヤにふわふわ言われて、ちょっとだけドキッとしてしまう。

 俺もしかして女性自体に慣れて無さすぎなのでは?

身の回りにいなかったもんな。母しか知らなかったし。だ、だからだ!!


「「紀京……?」」

 巫女とツクヨミが睨んでくる。目ざとい!!

「わ、わー!美味しそうだなぁ!!いただきまーす!」


「紀京、いくら顔が同じだからと言ってもサクヤは私のだぞ」

「何をおっしゃるの。紀京は女性に慣れていないのよ、それだけ。巫女もそんな顔をするのはおよしなさい」

「ふぁい」


「私の色仕掛けは無視したくせに!」


 


 サクヤに救われた!ホッ。イザナミの呟きは無視。知らん。


 テーブルの上に山盛りのおにぎり。ノリが巻かれてるのと、塩握りだ。

 一週間ぶりの食べもの!!

がぶりと噛み付くと、お米の甘さと塩味、ノリのいい香り。パリパリな所と、しなしなのところがそれぞれ美味しい。

じわじわと口の中に広がる旨み。

美味しい……本当においしいな……。



「えっ!?紀京?どしたの?」


 おにぎりを齧ったら、目からすごい涙が出てきた。なんだこれ。

 喉の奥から、泣き出したい衝動が生まれてきて胸が痛い。喉も痛い。

 泣くのを我慢する時の、あの痛みが溢れてくる。


「わかんない。ぐしっ。食べたら…なんか出てきた」

「紀京…よしよし」

俺、生きてる。生きてるって、そう思っただけなのに。


「ごめんなさい…私たちの祈りの余剰分を込めて握っているので、心に波を立たせたかもしれないわ」

「祈りの余剰分?」


「紀京が無事戻るように。後は転生について混乱が起こらないようにと、祈っていたのよ。私たちで」

「そうそう☆やりすぎて余っちゃったんだょ!」

「兄上…」


 巫女ファミリー……マジか……。


「そんなメッセージ来てたな。お陰で初日以降は、転生で見た目が変わっても現世の混乱はなしだった。ありがとう」


 清白に言われて、三人がふわふわと微笑む。




「俺のセリフ…取られた。ぐすっ。守って下さってありがとうございます…」

「ふふ…さぁ、沢山お食べなさい。お腹がすいたでしょう?巫女もね」


「はひ」

「うん!」



 

 みんなが頬杖着いて、おにぎりを握り締めてぐしぐし泣く俺と、おにぎりを黙々と食べる巫女を見つめてくる。

なんだよう。恥ずかしいだろ。



「お前は本当にいいな。人間らしくて愛おしい」

「イザナミが言うと胡散臭い」


「酷いな。アマテラス、データはまだか?」

「もうちょいかかります!」

「早くしろ」

「母上…厳しいっ」



 アマテラスがピカピカしながら、目を閉じて唸ってる。

「何してるんだ?あれ?」


 


「先程紀京が言っただろう?

 スキルを私たちも持って、平等に決めると。それをやっている。

同時に神も人も含めてスキルのランキングを出して、上位の者をリストアップ中。

 あとその他もろもろの神達の継続、変更希望集計もな」


「な、なるほど。お父さんお手数かけてすみません」

「いーよぉ!紀京の事好きだからっ☆」

「ほぁ…ありがとうございます」


「それにしても不思議なやつだな、紀京は。イザナギも虜だぞ」

「結構斬新なクニツクリになるな、イザナミ。私も仲良くしたいんだがなぁ」


「紀京だもんねぇ。」

「巫女の言う通り。お前らもそのうち慣れる。」


「さすが紀京とでもいえばいいか?ん?」

「ツクヨミ…いじめてはなりませんよ」

 ツクヨミがジト目で見てくるが、サクヤが横からつついてしょんぼりした。




「はぁ。俺と顔がそっくりなのは考えが似るからかな。

 はるか昔に、私もそうだったよ。

 母上たちのクニツクリはどうかと思っていたからな。やり直そうとしたこともあったんだ」


「ツクヨミが俺と同じ考え?やり直す?」


 小さなおにぎりを掴んで、もすもすと食べてるツクヨミ。

 俺ってあんなふうに食べてるのか。



「人ってさ、危ういだろ?私たちはポコポコ神を産んで、色んな試練を神にも人にも与えて、悪い人間を容赦なく殺したり、悪くなくても痛めつけたり、そういう事をしてきた。

 それが神として正しいと思ってたし、そうあるべきと思っていた。

 サクヤを好きになる前に、私は人の子に恋してな。叶わなかったが、そこから人を殺すことは出来なくなった。

 それを母上に窘められたりもしたし、私もこのままではダメだと思っていた。

だが、お前を見てからその考えが変わったんだ」


「俺のこと見て?」

 なんかしたっけ?ハテ?


「そうだよ。お前は人間だけでなく、神にも改革をもたらす。私たちをおなじ命だと言った、その意味を今…私は噛み締めている。

 紀京のように支え合い、愛し合い、友として触れ合うべきだと思った。

 今度こそ、クニツクリは上手くいくだろう。みんなそう思っている」


 むむう。長生きしてきた分、色んなものを見てきたんだな。同じ考えしてるから同じ顔なのかな?そうなら…嬉しいよ。


「俺は、そんなすごいやつじゃないけど…ツクヨミがなにか感じてくれたなら、巫女のお陰だな」

「もぐもぐ…ふぇ?」


 巫女が小さなほっぺを膨らませておにぎりたべてる。リスみたいだ。

 ほっぺに着いた米粒をつまんで、自分の口に放り込む。


「俺は巫女がいたから、ここにいる。巫女がいたから、生きたいと思った。だから、巫女がいちばん凄いんだ」

「紀京……」

「ごフッ!み、巫女、おにぎりが出てきちゃうよ」

「んーんー!!」


 真っ赤な顔して巫女が胸元に顔をグリグリして。

 真面目な話ばっかでくっついてなかったし!!再会したばかりなんだぞ。本当は。

唇がふやけるまでキスしたいが我慢だ。


「カーッ!!これだよ。本当にお前ら……はぁ。」


 


 みんなに笑いが落ちた。

 さて、そろそろじゃないか?


「はい!紀京の勘の通り!!解析完了!一覧表出すからね♪」


 


 ブン、と音がして一覧表が現れる。

ほーほー。なるほど。

神様たちはほとんど継続希望。川上御前もか。また会いたいな。

ん????

 


「アマテラス……ツクヨミ……サクヤ……なんで変更希望なの?!」

「私たちもゲーム内で修練とやらをやりたいのですわ、紀京」

「そういうこと。ギルドに入れてくれよ」


「とと様はゲームマスターなんだし、無理なんじゃない?」

「くっ。でもそっち行きたい」



 ふーむ、なるほど。


「両立すればいいんじゃないか?後は人間のスキルデータを覚えて……」


「待て。俺は覚えられん。システムに保存すりゃいいだろ。」

「お、なるほど!そうしよう。フォルダ分けして共有しておくか。さてなぁ。ゲーム内にどうやって周知する?戻る前に人事と手順を決めないと」


 画面から顔を上げると、みんなが微笑んでる。な、なんだよ。



「紀京は、どうしたいの?」


「俺?うーん。さっきやらかしたからなぁ」


「いいの。紀京が作る世界を見てみたい。紀京が作る、未来を。」


「そ、そうか?うーん」

「そうだな。まずはそこからだ。社長の意見が最初に聞きたい」

「スズに賛成だよぉ!」


 そう言われたら……うむむ。

 腕を組んで、目を閉じる。

 うん、そうだな。そうしよう。



「うん、俺の考えは」


 ━━━━━━




「おかえりなさい!遅いッスよぉー」

「…んぁ?紀京戻ってきたのか?」

「ふぁー……。紀京おかえりなさい…そしてどなたですか」


 現在地、北原天満宮に戻ってきました。

 若干ヘトヘト……なう。


 大変お待たせした美海さん達が、完全に寝起きです。

入口にいる集団も寝てるし。

道真と鬼モブさんたちも寝てる。



 

「ただいま戻りました。待たせてすまんて。えーと」

 後ろを振り向き、ちゃっかり着いてきた五人を眺める。登場人物増えたな。


 


「私はアマテラス。元超絶偉い神様で現ゲームマスター。よろしくだッピ☆」


「兄上ソレ止めなさい。私はツクヨミ。兄上の次に偉かった神だ。現在ヒーラー見習い。よろしくな」



「紀京が増えた」

「ツクヨミ…月読命?!紀京氏にマジで似てたんスね」

「驚きましたね。そっくりだ」



「お話して、よろしいかしら?わたくしはサクヤ。役割は特にありませんがツクヨミの監視とクニツクリのお手伝いをしますわ。よろしくどうぞ」


「イザナギ、イザナミだ。アマテラスの父母。名誉会長だ。」


「とまぁこんな感じ。イザナギとイザナミ以外は現世にに殆ど常駐するからな、仲良くしてやってくれ」



 三人ともポカーンとしてるなぁ。


「おえらい神さんが勢揃いじゃないっすか…」

「マジかよ」

「清白、説明をお願い致します」

「おう」



 清白が神界での事、俺たちの立場、会社を作ること、黄泉の国での出来事をそれは上手に説明してくれる。

三人には任せたい仕事があるし、それも聞いてもらった。

三人ともうん、と言ってくれる。

これで一旦の人事は確定だな。



 よし。今のうちにくっついとこ。

 巫女を抱きしめて、膝の上に乗せる。


「巫女、お腹いっぱいになったか?」

「うん、紀京は?」

「お腹いっぱいだ。心もいっぱいだぞ」


「えへへ。紀京が帰ったらね、カップラーメンとおにぎり持って、紅葉を見に行きたいって思ってたの」

「あれ?もう秋になったのか?」

「そうだよぉ。夏は見逃したね?」


「そうだな、でもまた来年も見られるだろ?巫女と一緒に」

「そだね。もうずっと一緒だね」

「うん……」



「おいっ!そこ!真面目な話してんだからやめろ!キス禁止!!」


「ちぇっ」

「んふふ」


 清白のジト目と、みんなの苦笑いを受け取る。


 


「紀京氏、把握しました。それで、この先はどのように?」


「まずは世界中継で転生の事や、神様システムのことを知らせる。一応責任者だから俺たちとツクヨミたちの紹介もして。あとはあそこの奴らだな…。世論のひっくり返しのために、マスターデータを流そうと思うんだが。」


「そうッスね。紀京氏、実はあの後少し騒ぎがあったッス。」



「ん?騒ぎ?」

 なんだろう?事件か?

 

「擁護派がやって来て、入り口で討論会はじめまして」

「えっ?擁護派?美海さんのか?」

「そッスね。あと、獄炎氏、殺氷氏の自警団の部下さんたちと紀京氏に助けて貰ったって人達ッス。あの子、見覚えないっすか?」



 

 美海さんが指差すのは入口付近。


 あ!初心者装備で刀を取り上げられてた子か。転生してきたんだな。顔の見た目はそんなに変わってない。

うわぁー、本当に懐かしいな……。

 あの子元気だったのかな。装備がだいぶ変わってる。


「随分前にギルチャで言ってた、初心者狩りの子です。ボコボコにされたのを助けて貰ったって。他にも、紀京氏から辻回復や反魂を受けた人、野良パーティーで組んだ人、炎華氏と櫻子氏が集めた有志の人たち、沢山、沢山来てくれたッス」


「そうか…」


 


 なんだか胸が熱くなってくる。

 ちょっと不運な、の称号返却していいかもな。


「皇とは俺が話す。最後の決着くらい付けてやる。仕事を済ませてからな。紀京、聞いてもいいか?」

「うん?どうぞ」


 清白が躊躇いつつ、口を開く。



「先の話になるが、お前が世界を導いたあと、どうしたい?ある程度神が揃って、みんながスキルを上げて、世界が落ち着いたら、きっと自由になる。

その後も、紀京と巫女と一緒にいたい。

それを……許してくれるか?」


「オイラもッス」

「俺達もだ。どっかに置いてったりしねぇよな?」

「セリフを取られました。私も共に居たいです」



なんだよ。みんなそんな不安そうな顔して。バカだな。


 


「許すも許さないもないだろ。俺たちは一蓮托生、ブラック企業の社畜戦士だ。みんながそう思ってくれるなら、老後もずっと一緒だよ」


 泣きそうな顔して笑う清白。

全く。素直になったら清白もかわいいな。

獄炎さんと殺氷さんは泣き出した。

そんなにか??美海さんだけいい笑顔だ。



「さぁ、纏まったところで、始めよう。みんなも衣替えだ」


 ツクヨミが美海さん、獄炎さん、殺氷さんに触れて、清白とお揃いの真っ黒な浄衣に変わる。

みんなびっくりしてるな。


「うーん」

 ツクヨミが俺の目の前で顔をのぞきこんでくる。な、なんだよぉ。


 


「紀京、なんか足りないよな?」

「なにが?」


「こう、偉そうなオーラ」

「必要ないだろ?俺は別に偉くなったわけじゃない」


「そうは言ってもな?導く者としての威厳は必要だぞ。初めが肝心なんだ。清白が言ったように、差別ではなくて区別だ」

「えぇ……?」



 うーん?そんなの必要なのかな。



「装飾具でもつけたらいい。ほら、これをやろう。私の命の父たる証の勾玉だ」

 イザナギが勾玉の着いた飾りを俺の首からかける。黒いな。そして重い。


「では私はこれを。命の母たる証の羽織だよ」


 肩に引っ掛けてるいた長い羽織を、俺に同じように載せる。こっちも黒いな。ふわふわしてる。ヒラヒラが増えた。



「私はこれだな」

「えー、それ嫌だな。てかお父さんそんな顔だったんだ」

「いいぢゃん。クニツクリの先任者からの継承だゾ☆神を産む蔓草の冠だょ。」

「そのキャラも継続なんだな」


 光が無くなったアマテラスが、真っ黒な蔓草を輪にした冠を頭に乗せてくる。

 イザナギとイザナミにそっくりな細い目、薄い唇に黒髪。みんな長髪なんだなぁ。

 というか、アマテラスは金髪じゃなかったんだな。



「変じゃないか?これ?」

「そうでも無いよ。実に神様らしい」


「ツクヨミが言うならいいか。さて、始めるぞーい」


巫女と清白の手を握り、目を閉じる。

さぁ、いこう。ワールドエンドとその先へ。


 

「「「ゲームマスター、アクセス。全プレイヤーへ接続」」」

「了解☆」


 アマテラスが白い光を放出して、俺たちはその光に溶けていった……。




 

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