第13話

「あ、優!!」


部屋に入ると、夏に声をかけられる。


「そ、そのさっきは」


そうやって表向きは加減を取る。ヒロが笑って見ている。


クラスメイトも一部は複雑な顔をしているが、ジロジロ見て、きっと内心は楽しんでいるんだろう。


・・・もうダメだ、俺が変わるしか無い。


夏「・・・ゆ、優?ど、どうしたの?」


「・・・お、俺が、俺が悪かったです」


優「俺が、みんなと関われず、冤罪になる程、独りよがりの行動を起こして居たせいです。申し訳ございません」


夏「・・・っ」


優「昨日は失礼な態度をとってしまい申し訳ございません」


夏「ゆ、優は悪くは」


そして、先生が入って来て、何事だと顔をしている。


俺は先生に直接頼み、今日は帰らせて貰った。


「1日中反省して来ます。本当に申し訳ございませんでした」


俺は教室を出た。


夏「まって、」

 

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