2001年5月6日

 俊介が帰宅したのは深夜の3時を過ぎてからだった。

 堀井に色々と教えながら運転させるのは思っていたよりも面白く、また教えることで自分自身の基礎を確認し直せたという側面も大きい。

 相川が明日も仕事があるから解散しよう、と言い出すまで時間のことなどすっかり頭から消え去っていた。

 堀井は相川の車に同乗し、俊介はS15に乗り込んで、相川のFC3Sのテールライトを眺めながらゆっくりと横津岳を下山した。国道5号線まで一緒に走り、国道100号線で別れる。

 俊介はためらいもなく自分の家に帰った。

 父親は今日は休みだ。おそらくは家にいる。だが、もう家に居ても息苦しさを感じない自信があった。

 玄関を開けて居間に入ると、父親は──敬司はそこにいた。暗闇の中、豆球の頼りないオレンジの光に照らされて、横に寝そべり頬杖をつきながらビデオを見ている。俊介の足音は聞こえているのだろうが、振り向きもしなかった。

 俊介は仏壇の線香に火をつけて香炉に立てた。両手を合わせて「ただいま」と母親に告げる。そして改めて父親の方に向き直ると、

「父さん、話がある」

 静かな声で話しかけた。自ら望んで父親に声をかけるのは、何年ぶりだろうか? 俊介は自分で思ったよりも声色が穏やかなものだったのが意外だった。

 父親とは、もはや戸籍上の関係でしかないとずっと昔から思い込んでいた。コミュニケーションは必要最小限にして、最も身近にいる余所の大人だと割り切っていた。 

 母親が亡くなってから、息子の顔を見ることがなくなった父親。育児を放棄して祖父母に預け、機械のように仕事を続け、そして再び個人タクシー運営の資格を得ても、独立することもなく会社に勤め続けている男。

 全く、意味がわからない。何がしたいのか、何を求めているのか、血の繋がった息子はもちろん、祖父母ですらその真意はいまだ掴めない。

 現に今も、俊介が声をかけても敬司は振り向く気配も見せずに、何かのビデオを延々と見ているだけだ。

 遠く感じる背中に向けて、俊介は言葉を続けた。

「近々、ちょっとしたレースに出る。それが終わったら、函館から出るよ。車と一緒に出稼ぎに行って、色んな人達と、色んなコースを走ってみたい」

「……」

 父親は相変わらず動かない。ビデオは古いものらしく、老人が青年と何かを話しているシーンだった。

「正直なところ、どんな仕事をするのかまだ決めてもいない。……でも、俺は、家から出る」

 言うべきことは言った。親子の会話というほどのものではない、ただの一方的な宣言。だが接触を徹底的に避けていた相手に対し、自らの意志で言葉を伝えたのだ。今までの自分には出来なかったことだ。俊介は踵を返して部屋に戻った。


 ──それから少しして。

「そうか。家から、出る、か」

 敬司は小さく呟いて身を起こし、あぐらをかいた。

 息子を憎んでいたわけではない。俊介の身長が大きくなるにつれ、年月が流れるのを実感した。それと同時に不条理に夢を奪われたという苦痛と、妻を喪った悲しみを思い出さずにはいられなかった。だから自分の殻に閉じこもり、何もかもを見て見ぬふりをして過ごしていた。そうしていれば、幸せなあの幸せな時間のままでいられた。少なくとも、自分だけは。

 しかし息子は、そんな父親に対し宣言した。

 今更、親の顔を出来るわけがないと自覚しているし、どんな言葉をかければいいのかも分からない。

 その時だ。

 テレビに写っている老人が、主人公の青年に言った。

『この場所から出ろ』

 敬司は、首を巡らせてテレビを見つめた。老人は諭すように続ける。

『ここにいると自分が世界の中心にいるように感じる。何もかも不変だと感じる』

 この映画は、妻が好きだった映画だ。タイトルは、店員さんに聞いたが覚えていない。老人は主人公に向かって長台詞を喋っている。 

『行くんだ。お前は若い。もうお前とは話したくない。お前の噂が聞きたい。帰ってくるな。私たちを忘れろ。手紙を書くな。ノルスタジーに惑わされるな』

 その台詞を聞いて、敬司は息を呑み、目を丸くした。自分の心の奥底にあるものを見透かされたような感じがしたからだ。

 以前この映画を見たときは、退屈な作品だと思っていた。面白いと思ったことも無い。

「そうか……」

 敬司は心の中が澄み渡っているのを感じた。

 息子が、自分から家を出ると言い出すこの時が。

 理不尽に人生を押しつぶされ、何もかもを放り出して自分の殻に逃げ込んだ情けない男の下から、旅立とうとする今が。

 止まった時間を進める時期が来たのだと、告げているようだった。

 敬司は立ち上がると、導かれるように仏壇の前に歩き、自分も線香に火をつけた。そして亡き妻の遺影に視線を向けながら、

「お前は、この映画の意味が、分かっていたんだな。いつか俊介が、俺達のところから居なくなるのを知っていたんだな」

 遺影のすぐ脇には、小さな車の玩具がある。幼かった俊介は、葬式のときもこれをポケットに入れていた。

 だが、記憶にある幼い息子はもういない。息子は大人になったのだ。あのビデオの主人公のように。不器用な敬司が、父親として息子に出来ることは一つだった。

「俺のようには……なるな」

 ただ、それだけを伝えたかったのだ。

 敬司は深呼吸をして瞼を閉じた。そして再び遺影を見つめた時、寄り添うように並び立つ線香を見て、妻の遺影が少し微笑んでいるように見えたのは、目の錯覚ではないはずだ。


 部屋に戻った俊介は、服を脱いで敷きっぱなしの布団に潜り込んだ。

 瞼を閉じると、目を白黒させて恐る恐るとアクセルを踏み、ハンドルにしがみついている堀井の姿が浮かんできた。あれは傑作だった。

 だがそれ以上に楽しいという気持ちが伝わってきた。

 そうだ、車は楽しい。

 自分もそうだったのだ。その頃の気持ちを思い出して噛み締めていると、いつしか俊介は安らかな寝息を立てて眠っていた。

 

 ※


 安眠を妨げたのは、電話の着信音だった。

 俊介は枕から頭を上げて、時計を見た。午前10時をやや過ぎたところだ。

 携帯電話に手を伸ばし、ディスプレイに表示されている名前を見ると、安藤と表示されている。

「もしもし安藤か?」

「おう、俺だ俺」

 電話の向こうにいる安藤は元気が良かった。寝起きの俊介と違い、安藤は実家の農業の手伝いを朝からやっていて、テンションが高くなっているのだろう。

「シュンの車、修理終わったぜ。いつでも取りに来いや」

 朗報に俊介は口元がほころぶのを感じた。レースを翌日に控えた情況に合わせて仕上げてくる。安藤に頼んで本当に良かったと心のなかで安堵の息を吐いた。

「ああ、バイトが終わったら取りに行くよ」

「おう、待ってる」

 そうして通話ボタンを切ると、頭を軽く振って脳内に居着いている眠気を追い払おうとした。だが効果があまりないので、立ち上がって顔を洗いに行く。

 洗面場で自分の顔を見ると、わずかだが目の下に隈が出来ているように見えた。連日深夜まで走っているからだろう、と納得して、今日くらいはゆっくり寝て英気を養うことを決めた。

 洗顔し、ついでに歯を磨いてから居間に行く。

 父親は自分の部屋で寝ているようで居間には居なかった。俊介はそのまま奥の台所まで行き、食パンを手にとってバターを塗り、トーストにして食べた。二枚目を食べる時は目に良いとされているブルーベリージャムを塗る。電気ポッドからお湯を出してインスタントコーヒーを淹れると、牛乳を入れてカフェオレにして残ったパンを喉の奥に流し込む。朝食はこのように質素なものしか食べない。母親が健在だった頃は、毎朝、白いご飯や味噌汁、数品の副菜も出ていたのが遠い昔のように思える。

 一息ついたところで俊介は熱めのシャワーを浴びて、完全に眠気を追い払った。

 時計を見ると、11時を示していた。バイトに行くのには少し早いが、車をゆっくりと走らせれば丁度良い時間だろう。

 俊介は外に出ると車に乗り運転を始めた。寄り道が出来るほど余裕があるわけではないが、制限時速に合わせて走ると少しだけ早めに職場に到着してしまうという、微妙な時間だった。

 ゆっくりと街を走らせながら、周囲の眺めを見る。交通量はいつもと変わりない。道歩く人にはスーツ姿のサラリーマンが多く、OLが数名群れをなして歩いている。買い物帰りの主婦はビニール袋を両手にぶらさげて歩き、自転車に乗った学生は新しい明日を信じているような輝きをしていた。誰も彼もが不況と呼ばえるこの時代の波を、必死に越えようとしているのだ。

 それらは昨日までの俊介には気付かなかった、見ようともしなかった光景だった。

 新鮮な驚きを感じつつ、俊介のS15は職場であるガソリンスタンドに到着した。

 裏手に車を停めて、店の中に入って同僚や上司に挨拶をする。それから着替えて仕事が始まる。

 他の同僚と同じように外で並び立ち、ガソリンスタンドに入ってきた車を向かい入れ、ガソリンを補給したり、窓を拭いたり、車内のゴミを掃除する。

 そうやって労働している時、俊介の耳は聞き覚えのある排気音を聞き取った。

 音は段々と近づいてきて、やがて目視でも確認できるようになった。

 青空のようなスカイブルーの色をした車。ランサーエボリューションⅦ。

 ランサーは給油場で車を止めると、ウインドを開けて運転手が顔を覗かせてきた。ヒロシだった。

 俊介は給油の為にランサーに近づいた、すると、

「シュンさん、明日レースだってのに仕事してていんですか?」

 眉根に皺を寄せたヒロシが言ってきた。

「走りは走り、仕事は仕事だ。区別しとかないとな」

 腕を止めずに俊介は答える。

「それに俺はもう、迷わない。働いていても、休んでいても、明日は最高の走りをお前に見せるよ」

 ヒロシは不満げに口を開こうとして、だが俊介の穏やかな瞳の奥に何かを感じ取り、

「ならいいッスよ。俺が憧れてた人の本気、見せてもらいます。まあどっちみち大沼に行っても、雑誌社のチームがテスト走行や、カメラの位置取りなんかしてるらしいんで、まともに走れそうにないッスけど」

 それだけ告げて、ヒロシはウインドウを閉じた。ガソリンスタンドを出て、走りだす。

 ――今度はお前に恥じない走りをするよ。

 遠ざかっていく青い車に向けて、俊介は心の中で誓いを立てた。

「おい速見、次の車来るぞ!」

 同僚に声をかけられ、俊介は仕事に戻った。


 ※


 3時間後、俊介は仕事が終わりそのまま裏手に回ると、借り物だったS15を給油場まで移動させガソリンを満タンに入れた。修理代は別としてもちろん払うが、これは代車として車を貸してくれた安藤への礼儀だ。

 うっすらと紺色が掛かってきた夕暮れの空の下、俊介は安藤の元へ向かって車を走らせた。短い間だったが、この車で色々な事があった。

 そうだ、とふと思い立って、左手を伸ばしてCDをかけてみる。先日は喜久子がいたのですぐに停めてしまったが、安藤が運転しながら聞いている演歌がどんなものか気になっていたのだ。

「いや、流石にこれはないだろう安藤……」

 演歌のリズムに乗って運転しながら、俊介はボヤいた。演歌はテンポが遅い。ユーロビート系の曲ならば、運転していても気分が乗ってくるものだが、演歌では逆に落ち着いてしまう。これではスポーツカーよりも大型トラックに乗っている気分になってしまう。

 この曲を聞きながら、俊介と並ぶタイムを叩き出す安藤の神経の図太さに呆れつつ、車は北上して行った。

 規定速度を守って丁寧に走ること、40分。

 緑の畑に囲まれた、見慣れた大きな家が見えてきた。

 トラクターが見えないということは、すでに納屋に片付けられた後なのだろう。つまり本日の作業はほとんど終わったのだ。

 いつもの様に敷地内にあるスペースに車を停め、車から降りて玄関へ向かう。俊介の顔を覚えてすっかり懐いてしまった番犬が、しっぽを振りながら近寄ってくる。

 腰を屈めて頭や背中を撫で回したあと、俊介は玄関のインターホンを押した。

「速見です。安藤いますか?」

 少しの間のあと、ドタバタとした足音が向こうから聞こえてきた。引き戸が開かれるとサンダルに片足を突っ込み、安藤が上半身を突き出してきた。食事中だったらしく口いっぱいに頬張っている。

「お、待ってた待ってた」

「メシの時に悪かったな」

「気にすんな」

 口の中のものを飲み込み、両足でサンダルを履き直して玄関から出てくる。納屋に向かう彼の後ろを追って俊介も歩き出す。

「叩き出し自体はすぐ終わったんだけどよ、塗料が乾くのに時間がかかっちまってさ」

「乾くのに一週間ぐらい必要なんだっけ?」

「大体なー。天気が良かったから昼間は外で乾かしたけど、それでほとんど乾いたよ。まあ完全に固まったわけじゃないから、そのうち、きちんと塗り直しした方がいいべ」

「充分さ。助かる」

 話をしながら納屋へと辿り着いた。

 安藤はそのまま中へと入り、車のドアを開けて運転席に乗り込んだ。俊介が下がるのを確認してから、車を始動させてバックさせる。

 いつ見ても鮮やかなブリリアントブルーの車体が、ゆっくりと納屋から出てきた。

 一見した限りではボディ横に着いた凹みもなく、色合いも問題なく見える。

 停車したのを見計らって、俊介は車に近づいて傷跡をよく見た。あの痛々しく見えた擦過痕もよく見なければ気付かないほどに修理されてある。

 俊介は思わず感嘆の声を上げた。

「完璧じゃないか……」

「ちょっと陽が落ちてきて暗くなったから、分かりづらいだけだべ。昼間見ると、やっぱりちょいと色が違うで」

「いや充分だよ安藤。頼んで良かった」

「褒めんなよ。照れるべ」

 車から降りた安藤が、恥ずかしそうに頭をかき、俊介にキーを手渡してきた。

「金は後でいいで。叩き出しと、塗料の塗り直しだけだから、そんなに手間もかかってねえし」

「分かったよ。いつも通り分割で支払うけどいいか」

「おうよ。シュンは嘘つかねえから信用してる」

 話しつつも俊介は愛車の側に近づき、運転席のドアを開けた。

 見慣れたハンドルにコンパネ、シフトギア、四点式のシートベルトが着いたバケットシート。ほんの数日乗っていなかっただけなのに随分と時間が経ったように感じる。懐かしい空気だ。

 胸いっぱいにその空気を吸い込むと、何故か笑みが浮かんできた。ハンドルを右手で握りながら、軽口を叩く。

「――そうだ安藤。お前のS15だけど、あの演歌はどうかと思うぞ」

「いいじゃねえか、氷川きよし。ブームになるべ」

 至極、真面目な顔で安藤。

 走り屋としてそれはどうだろう、と俊介は心の中で苦笑いを浮かべた。

「とりあえずこれで明日のレースには出られるよ。本当に助かった」

「おう、応援には行けないけど頑張れよ。相川さんに聞いたけど、ヒロシのエボⅦとも走るって言うし、負けんなよ」

 言いながら安藤は拳を突き出してきた。俊介も握った拳を突き出し、軽くぶつけ合う。

 笑顔で俊介は告げた。

「じゃあ明日に備えて家に帰るよ」

「それがいい。お休み」

 俊介は車に乗り込み、シートベルトを締めるとハンドルを握ってアクセルを踏んだ。

 本来の持ち主の元に戻り、喜ぶようにエンジンがいなないてマフラーから排気音が爆ぜる。

 見送りの安藤に手で挨拶を送り、俊介のS15は走りだした。

 自分でも信じられないくらい、車の全てが自分に馴染んでいく。

 運転座席とハンドルの距離は丁度良く、バケットシートは身体を包み込んでくれて、アクセルペダルの重さは適度で足に負担が掛からない。車体を揺さぶるエンジンは自分の心臓と同期しているかのように鼓動し、マフラーから吹き出る排気音は喜びの雄叫びにも聞こえた。

 まるで新車を買ったような感動だ。

 函館に戻る道を走りながら、俊介はこの車を買った時を思い出していた。

 そもそもこのS15は、俊介が新車で購入したものではない。

 元々は函館中にスーパーマーケットを展開している社長の道楽息子が、走り屋の真似事をしたくて、1999年に発売されたばかりの最新スポーツカーとしてS15を購入したものらしいのだ。

 マフラーやエアクリーナーを交換し、ECU――エンジンをコントロールするコンピュータの調整などしてそれなりに改造したのだが、だが肝心の腕がさっぱりで、見様見真似でドリフトをしている最中に派手なスピンをしでかしたらしい。場所はお馴染みの埠頭で、ほとんど海に落ちる寸前だったという。

 社長の息子はそれですっかり肝を冷やしてスポーツカーには懲り、僅かな傷を負ったS15を修理するとすぐに売り払い、流行しだしたミニバンに乗り換えてしまったという。

 そして、その売った先が相川のいる会社だったのだ。

 一度事故を起こしている車ということで値段もそれなりに下がったものの、修理が終わりほぼ新品同様の状態で、しかもある程度改造されているという掘り出し物だ。

 相川は俊介に連絡をして、俊介もひと目でこのS15が気に入り、購入した。

 それから2年。俊介とS15は大沼を拠点として函館のあらゆるところを走った。俊介の走り屋の思い出は、この蒼い車と共にあると言っても過言ではない。

「またよろしくな、相棒」

 俊介は言いながら左手でコンパネを撫でた。物言わぬ車ではあるが、たしかにコンパネから暖かさが伝わってきた気がする。

「よし」

 俊介は短く、鋭く呼吸して腹に力を込めた。

 車も戻ってきた。

 心にも迷いはない。

 万全の状態でレースに挑める。

「待ってろよ」

 小さく呟いた。それはレースに向けての意気込みだったのか、エキシビジョンマッチで戦う相手であるヒロシに向けて放ったものだったのか、あるいはその両方なのか自分でもわからない。

 俊介の四肢に気迫が漲っていた。それが言葉として溢れてしまったのだろう。

 気がつけば、陽は落ちてすっかり周囲は暗闇に包まれていた。満天の星空と月に照らされて、俊介は愛車と共に夜の街を駆け抜け、家の近くにある駐車場に車を停めた。

 そして車から降りた俊介は、修復されたボディを指でなぞる。安藤の修理は完璧だった。感謝しても感謝しきれない。

 キーを抜いてから俊介は自宅に戻った。

 父親は仕事に行っているので他には誰もいない。俊介はシャワーを浴びて一日の疲れを流すと、台所に行って簡単なチャーハンを作り、テレビで天気予報を見ながら食事して、いつもより少し早く床に就いた。


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