第21話 PHASE2 その8 果てしなく続く行為
「なぁ、俺は夏子に魔法をかけられたのか?それとも誰かが俺に乗り移ったのか?」
冬馬は奇妙な事を言い始めた。
「さっきのアレ、自分のやり方とは違うし、どうしちゃったんだろうなぁ?」
「う~ん、それはよくわからないけど、
凄く気持ちよかった。ちょっと乱暴だったけど。」
「それは、まあ、ごめん。つい夢中になっちゃってさ。」
「う~ん、まあいいけど。それよりも、もうちょっとシたいなぁ……」
そう言って夏子は自分の下腹部に手を当てた。
(まだ性欲が収まらないのか?)
そう思いながらも冬馬はその願いを聞き入れてあげる事にしたのだった。
「んっ、あんっ、あぁん……」
激しいピストン運動に合わせて夏子の大きな胸が激しく揺れ動く。
冬馬は彼女の胸を揉みしだきながら、その先端を口に含んで吸い上げる。
すると彼女は一際大きな声で喘いだ。
(さっきより感じやすくなってるな……)
そう思いながらも挿入し、さらに激しく腰を打ち付けると、
それに合わせて彼女も身体を仰け反らせながら応える。
その姿を見た冬馬は、無意識のうちに夏子の腰を掴み激しく突き上げていた。
すると彼女は悲鳴のような声を上げながら絶頂を迎えた。
夏子は、荒い呼吸を繰り返しながらベッドに横たわっている。
しかし、まだ満足していない様子だ。
「まだ欲しいのか?」
「うん、もっと欲しい……」
そう言って夏子は俺に抱きついてくる。そして耳元で囁いた……。
「ねぇ、今度は後ろからして欲しいな。」
俺は言われるままに体勢を変えると、夏子の尻を鷲掴みにして後ろから挿入した。
そして激しく突き動かすと、彼女は獣のような声を上げて悶える。
夏子はあまりの快楽に上半身をベッドに伏し、
お尻だけを高く上げた姿勢になってしまう。
その状態で後ろから犯される夏子の姿は、
まさに動物の交尾のように見えるのだった。
冬馬は夏子の背中に覆い被さると、乳房を鷲掴みにして揉みしだく。
そして時折乳首を摘まんで引っ張ったり押し込んだりすると、
その度に反応が変わるので面白い……。
「ほら、後ろからされるのは気持ちいいだろ?」
「うん、すごく気持ちいいよ……」
夏子はトロンとした表情を浮かべながら答えた。
冬馬は満足げな笑みを浮かべると、再び腰を打ち付け始める。
そして二人は絶頂を迎えようとしていた。
「あぅぅ……」
夏子は背中を大きく仰け反らせて絶頂を迎えたようだ。
それからしばらく余韻に浸っていたが、
やがて起き上がると俺に向かって言った。
「冬馬くん、愛してる。」
「ああ、俺も愛してるよ。」
そして俺たちは唇を重ね合い、お互いの体温を感じ合った。
「あぅ、また中に出て……だめぇっ!」
冬馬は、再び夏子の中に挿入していた。
夏子は冬馬の動きに合わせていやらしく腰を振りながら叫ぶように喘いだ。
またしても夏子は絶頂に達したらしい。
しかし、冬馬の動きはまだ止まる気配はなかった。
冬馬は再びバックから夏子の腰を掴むと、さらに激しくピストン運動を始めた。
「冬馬くん、私まだイッてるのにぃ……」
涙目になりながら訴える夏子だったが、冬馬は容赦しなかった。
そして再び夏子に大量の子種が流し込まれた。
「いやぁぁ!!」
夏子は絶叫に近い声で叫ぶと、全身を痙攣させて再び絶頂を迎えたのだった。
流石に何度も抱き合った後は、冬馬も夏子もぐったりとしていた。
「明日も会社あるんだし、もう休むよ。」
「無理させちゃったね。でも一緒に寝よ♡」
疲れ切った冬馬と夏子は、そのまま抱き合って眠るのだった。
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