第6話 貴方を文字にする

「好きすぎて・・・?」


真夜中に。

貴方を想い。


文字にする。


握りしめた僕の指は。

たぶん、綴ることだけを探していたようで。


書き終えた便箋に。

残った文字をなぞることも出来ませんでした。


※※※※※※※※※※※※※※※


二部作です。

御付き合いいただいて、嬉しいです。


酔いにまかせた文章は。

自己満足の塊ですね。(笑)


ここまで。

御付き合いいただき。


ありがとうございました。


※※※※※※※※※※※※※※※


■不思議なもので


綴った文字は忘れたのに。


貴方の俯いた顔は。

今でも覚えています。


さようなら。

その、一言が。


暮れなずむ公園の。

赤茶色の土に溶けていきました。


奇麗だな、と。

貴方の影を見ながら。


思った。

僕、でした。

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