第8話

雪が妹と分かったのは、いい。


そして、嫉妬してくれているのも可愛いくて、最高だ。


だけど、ーー本の追加が欲しい。


俺はーー本を見つけし場所に、足を運ぶ。


ユキが妹だと、分かったお陰がむしろ躊躇が減った気がする。


何故なら、近くに、しかも慕ってくれており、何より可愛い女の子が近くにいつも居るんだから。

抑えが簡単に聞くし、絶望もしなくて済む。


ーーーー

だが、すぐにユキにバレてしまった。


「終わった」


「今回はいいよ」


許してくれた。


「ただこれだけはね」


それは、妹本。


嫉妬しながら、照れながら顔をする妹を流石に襲うのは・・・しないよ。うん、・・・しないよ。


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