第7話 少女と出会い
「んん……ママ……?」
ねえ、アレッタ。
「ママ、どこぉ……?」
大丈夫、ママはいつだって見守っているわ。アレッタのために。
「怖いよぉ……一人ぼっち、やだよぉ……」
アレッタが、どうかしあ
「俺さあ、もうそろそろ寝たいんやけど」
深夜の食堂で鉢合わせた杏介は、掠れるような声で呟いた。
杏介の今までの働きぶりを考えると、そう言うのも仕方ない。コーヒーの入ったマグカップを持つ手が、がたがたと震えている。そんな彼を不憫に思いながらも、何も出来ない自分に歯がゆさを感じる。
栄佑の協力的な態度あってしても、「合成人間」の研究はうまくいかないらしい。杏介の部下によれば、「neo-J」が強いプロテクトのようなものをかけているかもしれない、とのことだった。しかしあまり下手に弄繰り回して死なれては、元も子もない。それもあっての難航のようだった。
「まあ、正直安西さんの研究は後回しでもええねん。今となっては『卍』に所属してる身やしじっくりやってっても不具合ない」
「え、じゃあ何で……」
「今の俺のメインの仕事は、安西さんのことちゃうねん」
だとすれば、何故彼はここまで疲労しているのだろうか。聞いてみようとしたが、その前に彼の口が先に開いた。
「ちびっこって恐ろしいな」
「はい?」
コーヒーをすすりながら、彼は重い溜息を吐いた。先程から持ち歩いていたファイルを、総吾郎に手渡す。ジュースをテーブルに置くと、ファイルを開いてみた。
一番最初のページに、五歳くらいの少女の顔写真が入っていた。無表情の、ヨーロッパ系の顔立ちをしたセミロングの茶髪の少女だ。写真の上から、走り書きで「アレッタ・アニェージ」と書いてある。名前だろうか。
「この子、何ですか?」
「中見てみ」
ページを繰る。すると、びっしりと文字が敷き詰められていた。恐らく、杏介によるものだ。
「……下半身欠損?」
「胴体から下がな、無いねん。多分、その辺うろついてるゴロツキにでもやられたんやろ」
それが珍しくない世の中だというのを、最近になってよく思い知っていた。孤児院ではほとんど外に出たことがなく、情勢については疎かったのに。
他の文字に、目を走らせていく。発見が早かったこともあり、アレッタは生きていた。「卍」は彼女を保護、ある細工を施した。
「『旧』世界の文献にあってんよ、神経と無機物を繋ぐ技術についてがな。それを、今の技術でやってみた」
「成功したんですか?」
「大成功や」
その事実に、ホッとする。しかし、杏介の表情は硬かった。
「ただ、いかんせん中身はクソガキや。我侭放題のヒステリック。おまけに、母親とはぐれたショックで軽くおかしなっとる」
「母親?」
「その子には伏せとるけどな、保護した時すぐ近くで見付かったんよ。散々犯されて、殺されてた」
さらりと流れてくる事実に、唇を噛む。ファイルの続きは、彼女の観察経過についてだった。
まず、保護したのが半年前。細工……「改造」を施したのがその時で、ショックからか昏睡状態に陥っていた。そして目覚めたのが、一週間前。
「え? これって」
「お前が安西さん連れて帰ってきた何日かしてかな。ほんま最近やねん。そのせいなんやろけどな、不安定なんも」
ファイルを一通り読み終え、杏介へと返した。すると彼は、立ち上がる。
「もう二時かいな……そういや、お前は寝やんでええの?」
「あ、はい。まだ『ドリフェ』行けないし、『種』の勉強してて」
「ほーん。まあ、頑張ってくれや。俺はアレッタ・アニェージのとこ戻るわ。ありがとな、少し気紛れた」
苦笑を返すと、杏介は笑った。そこに、軽やかな足音が寄ってくる。振り返ると、栄佑が目を輝かせてこちらへ来ているのが分かった。
「総吾郎見つけた! 探したんだぞー!」
「栄佑さん、まだ起きてたんですか?」
「総吾郎の夢見たら目覚めたんだよ、でも部屋行ってもいなかったからさあ」
最近は専ら、この調子である。総吾郎としては、彼が元気なことに嬉しいとは思うも相手はいかんせん三十路の男だ。ここまで子どもっぽいと、少し違和感すら感じる。アキラに至っては、前回の事故を見られているせいかあらぬ疑惑すらかけられている気もする。実際、栄佑といる総吾郎をいつもじっとりとした目で見てくるのだ。
杏介も微妙な顔をしていたが、何かを考えついたのか手を叩いた。
「そうや、安西さん。ちょっと手伝ってほしいんやけど」
「ん? なになに?」
「狼化出来る? 今」
その言葉で、何となく彼のやろうとしていることが分かった。栄佑は不思議そうに頷くと、杏介は頷く。そして、総吾郎を見た。
「田中くんもおいで。安西さんもそれがええやろ?」
「え? そりゃ、うん。何すんの?」
「ええから、二人ともついてきてくれ」
三人で、食堂を出た。何も分かっていない栄佑に、総吾郎がかいつまんで説明してやる。そして杏介が、補足気味にやろうとしていることを話した。栄佑は納得したらしく、何回も頷く。
「いいよいいよ、そういうことなら。え、でも俺どうしよ。リボンとかつけるべき?」
「とりあえず可愛い顔しといたら大丈夫や」
一つのラボの扉の前で、杏介が立ち止まった。そして、栄佑に頷く。栄佑も頷くと、目を閉じた。そして、みるみる内に体型を変えていく。体毛も伸び始め、数十秒もすればあの時の狼の姿になった。ここに来てからより変身のコントロール性を身に着けたと、確かこの間聞いた。
杏介が、扉を開く。中には、栄佑が最初いたあの部屋と同じような空間が広がっていた。そして、壁にもたれかかる形でアレッタ・アニェージが居た。
胴体から上は、普通の少女にしか見えない。しかし、下半身は確かに異形だった。鉄製の筒のような下腹部から、関節のついた金属棒が四辺からそれぞれ延びている。その先には、小さな車輪がついていた。
アレッタはぼんやりと扉を見てくる。その目は、敵意に満ちていた。
「アレッタ、体調どうや?」
杏介のにこやかな問いに、ぷいっと顔を背ける。杏介の顔に、血管が走った。どうやら、こういう子どもが苦手らしい。しかし杏介はにこやかな表情を引きつらせるだけで留め、続けた。
「今日はな、わんわん連れてきてん。ほら」
栄佑は「きゅん」と小さく鳴くと、ぺたりと床に座った。どうやら、これが彼にとっての可愛いポーズらしい。しかしよくよく考えれば、彼は巨体だ。可愛いもクソもない気がする。
しかしアレッタの表情が、変わった。少しそわそわし始め、辺りをきょろきょろと見渡す。そして、車輪を転がし始めた。どうやら、意思で動くようになっているらしい。からからから、と小さな音を回してこちらに寄ってくる。
「わんわんだ」
可愛らしい、声だった。日本語は流暢らしい。もしかすると、育ちは日本なのかもしれない。
「わんわん」
アレッタの手が、栄佑に伸びる。栄佑はアレッタの手の届きやすいところまで体を寄せ、その灰毛を揺らした。小さな手が、その中へ埋もれる。
「わんわん可愛いやろ」
「うん」
初めて、笑顔になった。しかし、次の瞬間だった。
「――っ!」
栄佑の目が、歪む。その意味が分からず、はっとしてアレッタの手を見た。筋肉が、硬直している。
「んん? ぬけないー」
「アレッタ!」
栄佑の目に、涙が溜まっていく。杏介は鋭い顔でアレッタの腕を掴むと、その手を栄佑から開放させた。ゆるく開かれた手の平から、灰色の光が揺れ落ちていく。恐らく、栄佑の体毛だ。
「いち、に、さん、」
「何やっとんねん!」
「ななほんしか、ぬけなかった」
「七本も抜くもんちゃう!」
栄佑はきゅんきゅん鳴きながら、総吾郎の体にその巨体を押し付けてくる。余程、痛かったのだろう。優しくその体を撫でてやると、アレッタは総吾郎へと寄ってきた。
「おにいちゃん、だれ?」
「お、俺?」
アレッタの目は、うつろだった。その目にとらわれて、身動きがとれなくなる。
「おにいちゃん……ちがうひと」
「え?」
「アレッタ、あかんやろ! わんわんの毛抜いたら!」
杏介の怒鳴り声に、アレッタは頬を膨らませる。どうやら、この二人は相当相性が悪いらしい。
杏介は二人に、もう寮に戻るように言った。大人しく従い、ラボを出る。扉を閉め切ると、栄佑は一つ伸びをした。そして、その体を人間のものへと変化させていく。完全に人間に戻った時、彼は涙目で呟いた。
「痛かった……まだヒリヒリしてる」
「だ、大丈夫ですか?」
彼は頷き、歩き始める。寮への道中、彼はしきりに自分の背中を触っていた。
「いやー、ちびっこって残虐だな。別にいいけど」
「あの子、何なんでしょうね」
「本当に不安定なんだろな。多分、まだ五歳とかそこらだろ? そんなんでいきなり体あんなんにされて、しかも知らないとこに連れてこられたらびっくりするって」
「いや、それもそうなんでしょうけど」
総吾郎の濁った言葉に、栄佑は立ち止まる。総吾郎は慌てて首を振ると、口を開いた。
「俺を見て、違うって言ったんです」
「違う、ねえ」
あの瞳は、おかしかった。何かにとりつかれてしまっているかのような、彼女自身ではないような。そんな、瞳だった。ふと、廊下にかかっている壁時計を見る。すでに、朝の三時になろうとしていた。
「そういや総吾郎、明日の予定は?」
「特には。『種』の勉強の続きしようかなって」
「ふうん。俺、ちらって聞いたんだけど明日新しい医者と看護士さん来るんだって。獣医も兼任してて、俺の新しい担当になるらしい」
そんな話、聞いたこともなかった。まあ、自分は今となっては看護棟に用事はなくなってしまっているので仕方ないのかもしれないが。そもそも、「卍」は今部門によってはかなりの人手不足らしい。そうなれば、仕方ないのかもしれないが。
「で、さ。俺、顔合わせしないといけないんだけど……一緒に来てくんない?」
「え?」
驚いて彼を見ると、その顔はまた泣きそうなものとなっていた。
「だって怖いんだって! 俺初めての人とか苦手なんだよ!」
「俺にはあっさり近付いてきてたくせに!?」
「い、いや、だってあれは空腹の極みだったから仕方ないというかだな。なー頼むよーお願いー」
「ま、まあ全然いいですけど。何時からですか?」
それを聞くと、彼は顔を一気に輝かせた。そして二人で待ち合わせ時間を決め、それぞれの部屋へと戻っていく。
総吾郎は自室の扉を閉めると、すぐにベッドへと寝そべった。そのまま、睡魔を呼び起こす。
アレッタは、一体何者なのだろう。
勿論、その境遇は確かに彼女をああさせるには仕方ない要因とも言える。しかし、どこかそれだけではない気もする。ずっと、あの言葉が気にかかっている。
『おにいちゃん……ちがうひと』
今度、一人で会ってみよう。恐らく、杏介がいては駄目だ。
「えっとー、自己紹介させてもらいますね! これから安西さんの専属看護士になります滝津マトキちゃんです! よろしく!」
あらかじめ待っていた栄佑と総吾郎のあとに看護室の一つへ入ってきたのは、そんなテンション高めの挨拶だった。
看護士は若く、恐らく総吾郎より少し年上といったくらいだろう。少し外ハネした黒いミディアムヘアーの上に、「卍」のピンバッジのついた帽子を被っている。服も、「卍」が支給している看護服だ。
「それでですねー、こっちは品野アレクセイ先生でっす。無愛想で強面だけど元ロシア軍医さんですよ。安心してくださいねー」
隣に立っている長身の黒髪の男性は、小さく頭を下げた。慌てて総吾郎も頭を下げると、栄佑が小さく笑った。
「よろしくお願いしまーす。あ、俺安西栄佑っす」
「あらあらあら、三十超えに見えませんねぇこのイケメン!」
「うへへへー」
マトキのテンションに押されることなく、栄佑もへらへら笑う。ただ、アレクセイの厳しい目だけが気になった。彼はただ、マトキを見ている。
「えっと、そこの子は付き添い?」
「あ、田中総吾郎っていいます。十五歳です」
「あら、年下なのね。あたし十八だからちょっとだけおねえさん!」
手を差し出され、恐る恐る握る。すると、笑顔でぶんぶん振り回された。ふとアレクセイを見ると、彼はやはりマトキをじっと見ていた。
「マトキ、それくらいにしろ。仕事しろそして」
初めて聞いたその言葉は、あまりにも硬い声だった。マトキは怯むことなく「はぁい」と返すと、持っていたカルテを見始めた
。
「えっと、安西栄佑さん。三十歳。二月十日生まれ。血液型はA型ですね。『neo-J』によってニホンオオカミのDNAを十パーセント混合されてる。一日の睡眠時間は六時間。んー、少し少なめっすね。あ、でも昼寝いれたら計八時間か。食事は『卍』から支給される調整ドッグフードが一回、人間食が二回。あ、間食少し多いかな。週七……毎日じゃん! えっと、狼化は一日三度が限界。これは体力面の都合かあ。運動による一日の平均消費カロリーもまずまず。うん、いい傾向。あと排便は一に」
「めちゃくちゃ詳しいね」
栄佑の呆然とした突込みに「引継ぎ事項を叩き込みました」と微笑む。
「研究とはいえ、ヒト一人の命預かるに同等ですからね。慎重にもなります。その代わり、『卍』にはきちりと貢献させて頂く所存です」
案外、ちゃんとしているのだろうか。そのことに安心して栄佑を見ると、彼は少し硬い笑みを返していた。その意味が分からず、改めてアレクセイを見る。彼の目は、マトキから離れない。自分や栄佑など、眼中にもない様子だ。しかし、彼は落ち着いた様子で口を開いた。
「……今日の健康診断に入りたい」
「あー、そうですね! じゃあ総ちゃん、ちょっと出てってくれる? 安西さんのケツ穴凝視したいなら居てもいいけど」
「あ、遠慮します」
栄佑の残念そうな表情は見なかったことにして、総吾郎は看護室を出た。そして、昨日のことを思い返す。
アレッタは、どうしているだろうか。
看護棟と研究棟は隣接しているため、行くまでにそれ程手間はかからない。数分もすれば、研究棟の入り口にたどり着いた。アレッタの居るラボの周りは、あまりにも静かだった。元々静かな場所だが、その分嫌な静けさに感じる。
アレッタのラボの扉に耳をくっつけて、中の様子を伺ってみる。しかし、何も聞こえなかった。一応軽くノックすると、扉がスライドされる。出てきたのは、杏介の部下であるアマイルス・フォニカだった。
「あれ、田中くんじゃないか。どうしたんだい?」
「あ……ちょっと、様子を」
いい淀んでいると、彼は苦笑した。
「今アレッタは眠ってる。林古先輩いないから、かな」
「え?」
「まあ、中に入りなよ。先輩なら多分あと三時間は戻らないよ。上からのお達しで、強制休憩中だから。僕は代理で来てるんだ」
その言葉に深く納得すると、素直に足を踏み入れた。ベッドには、アレッタが安らかな顔で眠っている。その顔は、本当にただの少女だった。ベッドの傍らには、彼女の下半身を動かしていた器具が置かれている。
「この子……大丈夫なんですか?」
総吾郎のぼんやりとした問いに、アマイルスは再び苦笑した。
「そう言い切れないのが、可哀相なところってとこだな。まだこんな歳だ、親と引き離されるだけでもこたえるだろうし」
孤児院を、思い出す。あそこでは、まだ兄弟とも呼べる仲間達がいた。あとで知ったその目的こそ辛いものだったが、院長達も優しかった。十五歳になって失っただけでも悔しさと悲しさがあったのに、こんな少女が。
「今はとにかくメンタルケアが第一ってとこだな。義足もうまく使えてるし。問題はあの人だよ」
「杏介さんですか?」
「そ。どうもガキんちょとは相性が悪いらしい。僕には割と色々話してくれるようになってきたんだけどね」
二人で、声を上げて笑った。それに反応したのか、アレッタがうなりだす。慌てて口をつぐんだが、間に合わなかった。眠そうな目を半分開いて、こちらを見てくる。金に近い明るい瞳は、揺れていた。
「……おにいちゃん、きのうの」
「う、うん。総吾郎」
「そーごろ」
頷くと、アレッタはぱっちりと目をあけた。そして、総吾郎を指差す。
「にっぽんじんだ」
恐らく、純血種のことを言っているのだろう。「そうだよ」と笑ってやると、アレッタは顔を輝かせた。
「おめめまっくろ! かみのけもまっくろ!」
昨日会ったはずなのだが、恐らく狼化した栄佑の方に意識がいっていたのだろう。あの言葉を気にかけていたのが杞憂な気がして、顔がほころぶ。
しかし、彼女は昨日のままだった。
「そーごろの、け、なんぼんぬける?」
「え?」
笑顔は、変わらない。そのまま、続く。
「あのね、あたまかして! おけけぬく!」
アマイルスはすぐに「だめだよ」と優しく言った。こういうところが、杏介とは違う。
「そんなことしたら痛いだろう。抜いちゃだめ」
「ぶー」
今度は、素直なリアクションだった。やはり、強く言ってはだめなのだろう。しかし、そこでふと気付いた。
「なあアレッタ、何でそんなに毛を抜きたがるんだ?」
よく考えれば、昨日の栄佑の毛を抜いた時彼女は数を数えていた。きっと、ただの戯れではないのだろう。
アレッタはまた、明るい笑顔で言い放った。
「ママがね、よろこぶの!」
「え?」
「アレッタがね、おけけもっていくとママがよくやったわアレッタっていってくれる。ママ、きっといまひとりでさみしいの。だから、かえるまであつめておくの」
余計、分からなくなった。
アレッタの母は、アレッタが下半身を失うと同時に亡くなっている。やはり、彼女は母の真相を知らないのだろう。だからこそ、希望を抱いている。
頭をそっとさしだしてやると、やはり彼女は笑った。アマイルスも分かったのか、「優しくな」と言ったのが聞こえる。アレッタの手が、そっと総吾郎の髪に沈んだ。
「……いって!!!!!!!」
メンタルケアよりもまず、教えるべきことが出来てしまった。
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