パート3「コスして癒やしてあげるっ!」

【パート3開始】


●正面 一般的な対人距離

「ど、どう……?」

「ちゃんとユリカになれてるかな?」

「ほんとっ?」

「メイド服なんて初めて着たからちょっぴり恥ずかしいカモなんだけど……」

「わかってるって」

「今日はあたしがメイドで、オタクくんがご主人様でしょ」


「ちゃんとご主人様にリラックスしてもらえるよーに色々勉強してきたって」

「じゃーあ、ご主人様には目隠しをしてもらって……」

「ん? 目隠しをするとね、耳に集中できるから音に敏感になるんだって」

「この本に書いてた!」

「いいじゃんいいじゃん」

「膝枕は後でやってあげるから、とりあえずはあたしのゆーとおりにしてよ」

「はい、目隠し」


//衣擦れの音(目隠しをする音)


●左 0距離 吐息を意識して

◯ささやき声 (1回だけ)


「ご奉仕させていただきますね」


●正面 一般的な対人距離


「にひひ、びっくりした?」

「前にあたしの声を聞きたいって言ってたからさ、色々考えてみたんだ」

「目隠しした状態だと……」


●右 一般的な対人距離


「こんな風に」


●後ろ 吐息が入らない程度の近距離


「どこから声がするか」


●左 吐息が入らない程度の近距離

「予想できないでしょ?」


●右 吐息の入る至近距離


「最初はびっくりするかもしれないけど、慣れたらすっごいリラックスできるよ」

「なにも考えずに、ご主人様はあたしの声にだけ集中するの」



●左 吐息の入る至近距離


「わかったら、お返事がほしいな?」

「にひひ、よくできました」

「きちんとお返事ができる偉いご主人様にはー、ご褒美をあげないとね」


//左 耳ふー 1回


「どーお? ゾクゾクする?」

「もっかいやってほしい?」

「いーよ」

「それじゃ……」


//左 耳ふー 1回


「まだやってほしいの?」

「しょうがないご主人様だなあ」

「じゃあ今度は……」


//右 耳ふー 1回

●右 吐息の入る至近距離

◯ささやき声


「驚いた?」

「にひひ、予想されちゃダメだからね」

「ちょっといじわるしてみました」


//ポーチを漁る音 ゴソゴソ

◯通常の喋り


「声だけじゃ流石につまらないから、ちょっとした小道具も用意してみました」

「なにかわかるかなー」

「耳元で触ってみるから、音で当ててみて」


//メイクブラシを触る音 左右2回ずつ 

●左 吐息の入る至近距離


「ぶぶー」

「正解は、メイクブラシでしたー」

「これからメイクブラシを使って、ご主人様のお顔を撫でていきますよー」

「もしくすぐったかったりしたら言ってね?」


//メイクブラシで頬を撫でる音 左右バランス良く 指定あるまでループ

●正面 吐息の入らない近距離


「どう? くすぐったくない?」

「よかった、肌ざわり良くて気持ちいいでしょ?」

「コショコショ~コショコショ~」

「ふふ、こうして見ると、ご主人様意外に肌キレーだね」

「保湿とかしてるの?」

「やっぱり」


「今どき男の子も化粧水とか使ってる人多いよね」

「なんの化粧水使ってるの?」

「あーあれかあ」

「たくさん量入ってる割には値段もけっこー安くていいよね」

「あたしも一時期使ってたよ」


「最近はちょっと背伸びしてお高いやつを使ってるんだけどね」

「そーそ、この間の耳かきでご主人様のお耳に使ったやつだよ」

「ラベンダーの香りがしてよかったでしょ」

「実は今日も持ってきてたりして……」

「んとね、今日は肌に使うっていうより、音を楽しんでもらおうと思って」

「口で説明するよりやった方が早いかな」


//ループ停止


「ちょっと待ってね」


//正面 化粧水の入ったボトルが鳴る音 ポチャポチャ


「聞こえた?」

「このポチャポチャって音をね、耳元で鳴らすと……」


//化粧水の入ったボトルが鳴る音 ポチャポチャ×2 左右

●右 吐息の入らない近距離


「こんな感じで、耳元でポチャポチャやろーと思ったんだけど、どうかな?」

「ん、ならよかった」

「じゃあ、やっていくね?」


//右 化粧水の入ったボトルが鳴る音 ポチャポチャ ループ20秒程度 終了後セリフ

●後ろ 吐息の入らない近距離


「今度は反対側」


//左 化粧水の入ったボトルが鳴る音 ポチャポチャ ループ


「ね、目隠しされて聞く水の音ってどんな感じ?」

「水の中にいるみたい?」

「それとも、水滴が落ちてるみたいな感じかな?」

「……そーなんだ」

「ほんとは波の音とか出せたらよかったんだけど、あれはやっぱり本物の海に行かないと魅力半減なんだよね」

「いちおースマホに波の音とか入れてきたけど、聞いてみる?」

「オッケー」

「それじゃ、化粧水は置いて、と……」


//750のセリフに合わせてループ停止 ついで、ボトルを床に置く音 コトリ


「じゃあ流すね?」


//後ろ 波の音 ザザーン ループ

●左 若干後ろ気味 吐息がギリギリ入らない近距離


「どんな感じ?」

「海って感じする?」

「そーなんだ」

「やっぱり目隠ししてるからかな?」

「あたしも目を閉じて聞いてみよ」


//後ろ ザザーン 3回流し、セリフ ループ継続

●後ろ 吐息の入らない近距離


「目を閉じると海にいるみたいな感じがして面白いね」

「意外とリラックスできそう」

「でも、これじゃあたしが退屈だからおーしまい」


//ループ停止

●右 吐息の入らない近距離


「今度はねー、もっと面白いのをやってあげるよ」

「じゃーん、って言っても見えないもんね」

「お耳のシュワシュワのやつだよっ」

「炭酸でシュワシュワしてきもちぃーんだよー」

「今やったげるから待っててね」


//炭酸ローションを出す音 シュワー (刺激音なので雑音にならない音量で)

●後ろ 近距離


「いくよー」


//両耳 炭酸ローションを塗る音 パチパチシュワシュワ


「すごいでしょ?」

「シュワシュワしてふわ~ってなるよね?」

「この状態で……」


//炭酸ローションを塗った状態で両耳を手で塞ぐ 指定あるまで継続

●左 近距離


「ぎゅ~」

「ぎゅ~」


//炭酸ローションを塗った状態で両耳を手で塞ぐ 20秒程度継続し、手を離し、セリフ


「気持ちよかった?」

「にひひ、そう言ってもらえると嬉しい」

「さ、ローションで濡れちゃったお耳を拭き拭きしましょーねー」


//両耳 耳を布で拭く音 ゴシゴシ

●右 吐息の入る至近距離


「はい、キレイになった」

「次はね~、タッピングをやってくよ」

「準備はいーい? いくよ~」


//左から右へ右から左へ ガラスを爪でタッピングする音 指定あるまでループ


「良い音だよね~」

「タッピングは癒やされるな~」

「ご主人様もそー思わない?」

「うんうん、そんなご主人様にはもっともっと聞かせてあげましょー」

「ご主人様はだんだん眠くな~る」

「ご主人様はもっともーと眠くな~る」

「にひひ、なんてね」

「流石にまだ眠ってもらっちゃ困るよ」

「でーも、これが終わったらガチで寝かしつけにいくから、覚悟してね?」


//タッピング音のみを20~30秒流し ループ停止

●左 吐息の入る至近距離


「さて、と」

「もってきた道具はあらかた使っちゃったし、ご主人様の要望通り、あたしの声で癒やしちゃおっかなー」


●左から後ろ、右へと動きながら 吐息の入る至近距離

◯ささやき声 指定あるまで継続


「今から、ご主人様のお耳に向かって数字を数えていきますーす」


●右 吐息の入る至近距離


「眠たくなったら膝をポンポンって叩いてね?」

「そしたら、約束してた膝枕をしてあげるから」

「準備はいーい?」

「いくよぉ」


●左 吐息の入る至近距離 吐息を一層意識して


「いーち」

「にーい」

「さーん」

「しーい」

「ごーお」


●後ろ 吐息の入る至近距離 吐息を一層意識して


「ろーく」

「しーち」

「はーち」

「きゅーう」

「じゅーう」


●右 吐息の入る至近距離 吐息を一層意識して


「じゅーいち」

「じゅーに」

「じゅーさん」

「じゅーよん」

「じゅーご」


●正面 吐息の入る至近距離 吐息を一層意識して


「じゅーろく」

「じゅーなな」

「じゅーはち」

「じゅーきゅう」

「にーじゅう」


●左 吐息の入る至近距離 吐息を一層意識して


「にひひ、眠たくなってきちゃった?」

「船漕いでるよ?」

「そろそろ膝枕しよっか」

「あたしのお膝においで?」


【パート3終了】

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