笑って、喜んで、時には泣いて。登場人物の繊細な心理描写が光る、暖かくて素敵な作品です。ベースに流れるのは、主人公のほわほわとした、読んでいて優しい気持ちになれるかわいさ。AIと幼子と異世界ファンタジーという、一見不思議な組み合わせですが、読んでいても違和感はなく、むしろ親和性の高いジャンルだったのかと思えるくらいマッチしています。途中読んでいて苦しくなるようなシーンもありますが、内容が残虐である、ということではなく、それほどに心に迫る描写を一話ごとに堪能できるのもこの作品の醍醐味です。
リュー、ばんがった(。•̀_•́。)」
このお話しは、成長の可能性のお話しだと思います。その“存在“さえ不確かだった“モノ“が、奇跡のような出来事によって“在る者“になっていく、そしてそこからどこまでも羽ばたいていく。世界の素晴らしさにも、きっと気付けるかも。心理的にツラい描写も出てきますが、ほんの数話で終わります。どうか第58話までは見て欲しい。そしてこの作者さんだからもちろん、もふもふも出て来ますよ!主人公も、そのパートナーももふもふも、みんな推せます!!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(96文字)
もしかしたら現実の4歳児がAIだったら。いえ、AIが4歳児に潜んでいて、脳細胞を操る練習をしてたらこの物語がトレースしているんじゃないかと。まだまだ序盤。目が話せない物語です。